2020年4月1日

改正健康増進法

今日4月1日から、「改正健康増進法」が全面施行され、原則屋内での喫煙は禁止されます。ただ、「原則」であって「完全」では内のが物足りないところ。これまでのように境界線が曖昧な「分煙」ではなく、喫煙室という閉鎖空間の設置が必要になるところは評価した方が良いのだろうけど、隔離された場所で喫煙しても、その匂いや煙をまとった人が、同一店舗の中に出てくることになれば、余り意味は無いような気もします。

30年近く前に両親を連れてS.F.にいったときに、たまたま入ったレストランが完全禁煙で、当時はアメリカ国内でも州によって禁煙、喫煙に違いがあったけれど、その中でもカリフォルニア州は禁煙先進州で、S.F.はその先駆けだったけれど、それでもビックリした記憶があります。今では、多分米国内どこでも同じだと思うけれど、それでも屋外では結構タバコを吸っている人は多いんですよね。

今回の新型コロナウィルスでは、喫煙の影響で肺炎が重篤化することが言われていて、それはタバコを止めても肺修復されるまでの時間が掛かるから、喫煙の習慣ある人だけで無く過去に喫煙していた人もかなり注意する必要が有る。それが、今回の改正健康増進法を切っ掛けに禁煙に入る人が増えれば良いのですが、多分一度新型コロナウィルスが納まってしまえば、また吸い出す人が増えるんだろうなぁ。

そう言えば、私がよく利用するホテルバーは、シガーバーであることも多いのですが、今日からどうするんだろうか。バーの中に喫煙室を作るのは無理だろうから、ホテル館内に専用の喫煙室を作るのだろうけど、普通にタバコを吸うだけなら良いけれど、「シガーバー」なら葉巻を吸う人も要るだろうし、今日からサービスは停止するのだろうか。昔、横浜のインターコンチネンタルホテルのバーには、中二階みたいな場所に専用喫煙室があったけれど、ああいう構造は後付けでは厳しいだろうなぁ。まぁ、タバコは嫌いな自分にとっては、これまで以上に落ち着いて飲めるのは嬉しいのだけれど。

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