2020年4月1日

N.Y.と東京

今世界で一番感染爆発が発生しているN.Y.の状況が、毎日のように伝えられる中、東京を中心にした移動自粛が、首都閉鎖(Lockdown)に繋がり、N.Y.みたいな事になる、みたいな情報も多く聞かれます。また、N.Y.の医療機関で対応している日本人医療関係者のインタビューなども流れていて、その中で何度か聞いたのが「今のN.Y.は、二週間後の日本・東京」という台詞。

確かに、感染拡大の状況のグラフを見ると、今の日本での感染者数の増加カーブは、二週間位前のN.Y.の状況と似ているらしいけれど、3月に入って一気に感染爆発して今に至るN.Y.と、1月の終わりくらいから感染者が発生しだして、どちらかというと一月以上は有る程度抑制された状態が続いて、それがここ最近鏡像している東京とは、ちょっと背景が違う気もします。例えば、都内でここ数日一気に感染者数が増えているのは二週間くらい前、大体3月の初旬くらいに何らかの理由で感染したと想像されるんですが、それは2月からの自粛ムードが少し緩んできた時期とも重なる気がします。そう言う意味では、その一週間後の三連休には多くの人が外出しているし、桜のタイミングでもあったので、今週から来週の状況がどうなるのかが大きな鍵になりそうですね。以前と比べて、感染者数は増加しているけれど、今くらいの増加で何とか今週末を乗り切り、その後は定常状態あるいは減少に転じれば、取りあえずは最初の山は乗り切れるんじゃ無いだろうか。

素人考えなので全く宛には出来ないのだけれど、確かに感染者数は大きく増加しているけれど、その半分くらいは病院や介護施設での院内感染が理由と特定されているので、ある意味対策も可能だけれど、感染経路不明なケースが急増しているのが困るところですよね。多分、二次感染、三次感染が発生しているんだろうけど、その中で若者世代(居酒屋、カラオケ?)、中高年世代(クラブ、キャバレー?)と何となく二極化している気がする。最近になって10代や一桁世代でも感染者が出ているのは、これまでに無かった状況なので、それは注意する必要があるのでは。収まらない感染状況から、学校の休校措置を5月まで延長する事も考えられているみたいですが、それが逆に若い世代が外に出る理由にもなっているわけだから、逆に学校に集めて人の集まる場所に出て行くリスクを減らしたらどうだろうか。勿論、全部の学生を集めるというのが無理としたら、午前は奇数学年、午後は偶数学年とか、半分くらいずつにしてリスクを下げつつ、学校に居る間は徹底的に手洗いやうがいなどの感染予防手順を徹底して、体に覚えさせるというのはアリなんじゃ無いだろうか。

自分も、4月中は毎週金曜日に横浜のオフィスに行く予定を立てていますが、取りあえず今週末はどうしようか思案中。行くのを中止することは可能なんだけれど、そうすると後へ後へと作業が先延ばしされてしまうので、出来れば早めに完了して4月後半のリスクを減らしたいくらい。取りあえず、今週の金曜日は横浜へ出社するつもりでいるけれど、自体が直前に急変したら困るなぁ。

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