2020年3月3日

異種目交流

新型コロナウィルス対策に関して、日本野球機構(NPB)とJリーグが共同で対策連絡会議を立ち上げて連携していくという記事。新型コロナウィルス対応という理由があるにしても、日本のプロスポーツのトップ2が協力するというのは、やはり凄く大きな話だと思うし、ここから何かプロ・アマ問わず日本のスポーツ支援体制の基盤みたいなものに繋がると、個人的にも嬉しい。

あくまで個人的感想ですが、今回の新型コロナウィルスは屋外での感染は、隣りの人がくしゃみでもして直接飛沫感染を受けない限りは、かなり低そうな印象。となると、Jリーグの場合殆ど(札幌以外?)は屋外スタジアムでの試合だから、リスクとしてはかなり低いんじゃ無いだろうか。プロ野球にしても、多くのチームがドーム球場を利用しているけれど、「室内」と言ってもその規模が違いますからね。こちらも感染リスクはかなり低いと言っていいんじゃ無いだろうか。

今回は新型コロナウィルス対策が中心ですが、それに関連して例えば体調管理とか効果的なトレーニング方法とか、それらの資源を共有したり共同で利用することでコストダウンしたり、なんせ組織としてのボリュームもあるので、効果はかなり大きいんじゃ無いかと。そこに、Xリーグみたいな組織体としては脆弱な組織も参加出来ればかなり助かる種目も多いのでは。勿論、そのままNPBやJリーグにおんぶに抱っこでは困るけれど。

ビジネスの世界だと、クラウド(Cloud)とか仮想化(VM)が進んでいてリソースの共有とか有効活用がブームになり、そういう感じの事がこれからスポーツ界でも生まれてくるのかもしれない。ただ、一方で柔軟性とかセキュリティ等の理由から、クラウドはオンプレミス(On-premises)に、仮想化はPCからスマホ等の別デバイスに移っていったり、必ずしも答えは一つじゃ無いんですよね。どれが正解と言う事は無くて、今は何がベターなのか、どの様に変わる状況に対応していくのか、そう言う柔軟な発想が出来るかどうかが、今も今後も生き残っていく秘訣。そう言うことに繋がる切っ掛けに今回はなって欲しい。

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