2020年3月1日

切り貼り新聞

麻生財務大臣のインタビュー時の発言を取り上げて記事にした毎日新聞が、そのインタビューの全体の発言の市振切り出して「再構成」していたことがばれて、TLで批判されている件。詳細は、以下略ちゃん等で説明されているけれど、

  1. 麻生大臣の囲み会見みたいな状態で、大臣の左右に記者が座っている
  2. 右側に座っていた日本テレビの記者が休校要請の件についての質問をした
  3. 麻生大臣がそれに対して回答をした
  4. それで一旦その質問が終わったと思われたが、少しの間をおいてその女性記者が追加の質問をした
  5. ただ、その声が小さく(映像の音声では良く聞き取れない)、麻生大臣は「聞いてんのそれ? 質問?」と確認。
  6. 女性記者が「質問です」と答えると麻生大臣は「政府要請に対しての経費は政府が払う」という内容を回答する
  7. さらに女性記者が「具体的なスキームは」と質問すると麻生氏は「こちらは要請を出しているわけで、そこに具体的な事は盛り込めない」と言う内容を回答。ここでちょっとカチンときた様子
  8. 女性記者は「そうですね。はい」と引き取り、これで終わりかと思ったら暫く間があって麻生氏が「常識的事を聞こうよ」とチクリと一言。
  9. 女性記者が「ありがとうございます」と質問が終わったところで、麻生氏がいつもの調子で「ほんと、つまんないこと聞くね」と呟く
  10. それを毎日新聞が切り貼りして、麻生大臣が学童保育負担を「つまんないことを聞く」と発言したように記事にしたけれど、実際は政府が休校の要請をしてそれに対して各自治体などから要望が上がってくるのを待ち、それから具体的なスキームが決まるというプロセスがあるのに一気に「スキームは」と聞いた記者に対して「つまらないことを聞く」と皮肉った、という流れ。
まぁ、麻生大臣の一言も余計なことだったわけで「ほんと、つまんないこと聞くね」じゃなくて、例えば「当然の話でしょ」とか言えば今回のように切り貼りされることも無かっただろうし、逆に政府が臨時経費の責任を持つと言う事を財務大臣自らが担保した重要な内容になると思うのだけれど。

問題なのは、これを当事者の日本テレビなり読売新聞が記事にするなら分かるけれど、その場で聞いていた毎日新聞が記事にしていることで、しかも話の流れを無視して途中をカットして、自分の都合の良いような内容に切り貼りしている。仮に毎日新聞が意図的にそう言う記事にしたのなら、メディアとして「捏造した」「虚偽報道した」と言われても仕方の無い話しで、メディアとしての資格が無いと思うし、実はその場にいた記者が勘違いをして、後から録音を確認したりせずに、その場の印象だけで記事を作成したとすると、その記者の資質しいては毎日新聞のメディアとしての資質に疑問が浮かぶわけで、どっちにしても「毎日新聞」というメディアに疑問が生まれる話になります。結局は、その他の報道もそうだけれど、既存メディア、レガシーメディアの伝える情報は、まず「疑って書かれ」というのが、現在一番重要な情報リテラシーなのかもしれない。それって、それらメディアの存在意義を否定していることになるのだけれど、それで良いのだろうか。

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