2020年2月16日

耐性

国内でも複次感染者と思われる新型コロナウィルスの陽性患者が発生し、単に中国からの渡航者を隔離する「水際対策」だけでは、国内での感染を防げない状態になってきました。個人的には、この新型コロナウィルスが公になったのは、先月下旬の春節・旧正月の直前で、それまでに多くの訪日観光客が現在発生源と言われている武漢や湖北省から訪日していて、既にこの時点でかなり国内でウィルスが拡散していたと思った方が良いんじゃ無いだろうか。だから、この新型コロナウィルスが公になった後でも、知らないうちに感染して、普通の風邪とかインフルエンザとして治療して完治して、という人が多かったと思うし、肺炎で亡くなった人も、結構原因を追及するとこの新型コロナウィルスが原因という人も多かったんじゃ無いだろうか。

だから、これからは通常のインフルエンザと同じように、外に出るときはマスクなどを着用するなどして、自分が感染者という前提で拡散しないような対策をするべきだし、うがいや手洗いの励行は、これまで同様にするべき。それで、かなりの拡大が防げるはずだし、正直特効薬が今手元に無い限りは、対処療法でリスクを下げつつ、万一感染した場合も体内の抗体がウィルスを駆逐出来るだけの、体力や健康を維持するしか、対策は無いでしょうね。幸か不幸か、日本はこれから花粉症の季節になるから、この新型コロナウィルス理由で無くてもマスクをする人は増えて、それだけでも拡散はかなり防げるのかもしれない。まぁ、そうやって多くの人が一度感染して体内に抗体を持つようになって、来年以降は自然治癒でリスクを下げていくしか無いでしょうね。

「水際対策が無意味」という人もいるんですが、初期状態で国内で準備も出来ていないときに爆発的に感染拡大することが問題なわけだから、それを少しでも遅らせて勝つ拡大のスピードを止めることで、国内の準備や一番大きいのは一人一人の意識改革することが一番の意義では無いだろうか。結果として国内侵入が防げなかったから無駄無意味というのは、後付けの理由だと思う。正直、今回の新型コロナウィルスだけでなく、それ以外の病気に関しても、これだけ多くの人が世界中を行き来している以上は、もう侵入を阻止することは殆ど不可能では。となれば、いかに時間稼ぎをして準備する時間を作るかが一番重要なわけで、その為の水際対策は必要だと思うなぁ。

以前、あれだけ騒がれたSARSやMERS、それに新型インフルエンザ(豚フル)も、今では殆ど言われなくなったけれど、撲滅やワクチンが無くても結局はどう言う対策を取れば良いか分かっているからですよね。来年以降は、この新型コロナウィルスもそうなって欲しいし、そうなることを期待したいですね。ただ、結局は自分の治癒力や体力が物を言うわけで、段々加齢とともに落ちていくそう言うものを、どれだけ維持出来るか、「健康維持」という意味でもこれから重視しないといけないですねぇ。もしかしたら今年は、東京2020もあるから、「ウィルスに負けない健康作り」みたいな、健康・運動ブームが起こるかもしれない。

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