2020年2月14日

露出度

NFL 2019シーズンは終わったけれど、対抗リーグのXFLが始まり、また来月1日にはオールジャパンチームと、USのTSL(The Spring League)選抜チームとの国際試合がテキサスで予定されていて、いつもは話題の少ない春シーズンまでのシーズンオフが、いつもよりはざわついている(笑)。その中で、NFLも含めたフットボールの人気を高めるためには何をしたら良いという話しがTLにも流れています。色々アイデアはあると思うのだけれど、個人的に一番感じるのは「露出度アップ」という事。

例えば、USではNFLなら毎週末17週間リーグ戦があり、その後プレーオフが開催されます。日本は、二週間間隔の試合が7試合(X1 Superの場合)で、プレーオフは2試合のみ。シーズン中でさえ、露出度が違う。USの場合は、長い歴史が有るから、逆に露出度をこれでも絞って希少価値を上げているんですが、日本の場合はそんなことは言っていられないわけで、正直一週間のうち6試合あるプロ野球程度の露出度を稼がないと、認知度は全く上がらないでしょう。さらに、シーズンスポーツが定着しているUSなら、フットボールは秋から冬という認識定着しているから、まだ良いのですが、日本ではそう言う意識は無いから、秋から冬にやるだけでは足りないし、逆に残りのシーズンにどれだけ認知度を上げるかが勝負と言って良いかも。

昨年は、実は殆どの試合がYouTubeに公開されていて、今でも試合を見ることが出来るんですが、好きな人ならそれを見返しても良いけれど、それだけじゃ直ぐに飽きてしまう。個人的にこうしてくれたら嬉しいなと思うのは、そのチームの選手とかコーチ数名が参加しての、共同鑑賞会みたいなことをやってくれないかという事。録画中継みたいな感じで、でもその当事者が解説者みたいな感じで解説しながら、場合によってはビデオを止めたり巻き戻したりして、例えば本人が自分のプレーを説明するみたいなことって、出来ないだろうか。試合の最初から最後でなくても、キープレーだけでも良いんですけどね。それなら、その試合で両方のチーム、勝った方も負けた方も、良いプレーだけ解説出来るから、共同でやっても良いかも。

勿論、タッチフットとかも重要だし、練習にファンを招待して見学して貰うのもいいんじゃ無いだろうか。春の時期なら、大体どこのチームもまずは基礎体力作りから始めるから、何ならダイエット企画と連携しての見学会でも良いかもしれない。そんな機会を増やして、例えば防具を着けての写真をInstagramに上げ貰う、キャッチボールをやって、フットボールを経験して貰う、そんな感じでどんどん露出度を上げていくことを先ずやったらどうかと思うんですよね。その上で、選手やスタッフと親しくなれば、試合にも足を運んでくれるかもしれないし、練習の時のパスレシーブやタックルシーンを見るだけでも、迫力はあると思う。そうやって「フットボール」に慣れる馴染む事から始めないと。野球人気が下落していると言いつつも、サッカー人気が落ちていると言いつつも、やはり子供の頃からキャッチボールをやったり、サッカーボールを蹴っているから、ルールなど分からなくても、スポーツに近づいてくれるわけで、そう言う下地作りをフットボールはもっとやらないといけないんじゃないだろうか。

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