2020年2月4日

羽田新ルート目撃

羽田の新ルート試験飛行が始まり、TLにはあちこちでの目撃情報や、実際のアプローチの様子を映像撮影して投稿している日とも多く見られます。大井町当たりの映像を見ても、正直そんなに騒音に関しては大きいという印象は無いですね。たまたま新ルートを飛んだ飛行機に搭乗していたも多く、機内からの映像も沢山アップされていたんですが、いつもよく利用するA滑走路のRW34Lとか、B滑走路のRW22への着陸する風景とかなり違っていて、そのうち自分も体験出来ないだろうかと思ったりして(笑)。

普通羽田空港に着陸する場合、騒音や万が一の落下物のリスク回避のために、出来るだけ東京湾上を旋回して滑走路にアプローチしますが、今回の新ルートでの南風時のRW34R/L使用時の場合は、ずっと陸上部分を飛んでくるので、見えるのは町並みやスカイツリーや新国立競技場というランドマーク。ふと思ったんですが、この北側からの新ルートって、新たな東京名物にならないだろうか。例えば、現在のB滑走路RW22へのアプローチの場合、房総半島上空から葛西当たりを通過してアプローチしますが、その時に右側の窓際席に座っていると、TDRが見えます。あるいは、A滑走路のRW34Lへのアプローチだと、海ほたる上空を通過するんですが、あれも初めて見たときは結構感動したものです。ああいう、有名な施設の上を飛ぶとか目視できるというのは、結構嬉しい物。西行きのフライトの場合、右側の席を取って富士山が見えるのを期待するのは、何度も利用したことのある人なら常識だし(笑)。

メディア各社も報道しているんですが、「それって、意図的?」と感じるのが、滑走路にアプローチする旅客機よりも高い高度にヘリコプターを飛ばして、そこから見下ろした構図で写真を撮影していること。旅客機の機体と、そのしたのビル群なり町並みを入れたいのだろうけど、当然望遠での圧縮効果があるから、ビルの凄く近くを飛行機が飛んでいる様に見える。本当なら、人は地上にいるのだから、地上からどう見えるのか聞こえるのか、と言うのが本筋じゃ無いかと思うんですが。後は、仮に進入経路に背の高いビルなどあるなら、そこからどう見えるかくらいだけれど、当然進路上にはそんなものは無いだろうし。メディによっては「それって、恣意的な映像だよね」と感じるものが結構あったりするのは、私の心が曇っているから?

今回の新ルートですが、どうもAir Canadaの羽田便が、空路が分からなかったのか何なのか、羽田では無く成田に一度ダイバートして、そこから羽田に戻ってきたらしい。どうも、もう少し待てばトライアルの時間が終わって通常のアプローチが可能だったのが、燃料の関係なのか何なのか、我慢できずに成田に降りて、それから羽田に移動したらしい。今回の新ルートは国際戦用に使われるのだろうから、誰が悪いかは分からないけれど、ちゃんと根回しというか事前の打ち合わせくらいはしっかりやらないとと思うのですが。まだ予約はしていませんが、3月の時には間に合わないけれど、4月以降はこの新ルートを通る可能性が生まれてくるわけで、ちょっと帰国時の楽しみにしてみよう。

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