2020年1月5日

RICE BOWL (2)

昨日に続いて、RICE BOWL考その2。昨日のアイデアは、現行のX1 Super 8チーム体制のまま、プレーオフにワイルドカードを入れるもの。それとは別に、8チームを10チームに拡張して、5チームずつの2ブロックに分割するのもいいんじゃ無いかと。

  • 8チームを10チームにして、それを5チームずつの2ブロックに分割する(便宜上、Aブロック、Bブロックとする)
    • この時、関西チームも、それぞれに分散するようにする
  • リーグ戦は自ブロック内4試合と、他ブロックチームとの5試合、合計9試合
    • 2019年シーズンの場合、リーグ戦7試合に、JXBトーナメント準決勝、JXBまでで9試合開催しているので、このスケジュールで9試合を開催(約2週間インターバル)
  • リーグ戦後、ブロック内順位を決定
    • 全体の勝ち星数の多いチームが上位
    • 同勝ち数の場合は、ブロック内勝ち星の多い方が上位
    • それでも並ぶ場合は、直接対決の結果を優先
  • 各ブロックの1位チーム同士が、RICE BOWLとして社会人チャンピオンを決定する
  • 各ブロックの5位チームが、X1 Areaとの入替戦へ回る
    • X1 Areaの総合1位、2位チームがそのまま対戦する
    • あるいは、X1 Area総合1位チームはそのままで、2位と3位チームがチャレンジゲームで勝者が入替戦へ進む
  • シーズン後の総合成績で、翌年のブロック分けを行い、実力の均等化を維持する
ただ、昨日の案にしても今回の案にしても、現行のスキームを終了して、Xリーグのシーズンも延長する大手術が必要なわけで、その部分では抵抗が大きいと思います。ただ、実際にシーズンを過ごしている選手やチーム関係者は大変だと思うんですが、今のXリーグのシーズンはちょっと短いんじゃないかと。以前は9月から始まり、最短で5試合で終わる場合は、11月の初めでシーズン終了の事もありました。それが、スタートが8月末になり試合数も増えて、今では最短の場合は11月中旬。1年12ヶ月のうち、2.5ヶ月しかシーズンが無い、しかも試合は2週間に一回では、露出度は殆どないと言って良い位。勿論、その間には、X1 Areaの試合だったり、学生の試合があるけれど、贔屓チームの試合がそんなでは、なかなかファンも増えて貰えないし認知度も上がらない。

試合以外でのイベントで露出するという方法もあると思いますよ。実際、そう言う方向で認知度を上げようとしているチームも多いでしょう。でも、それは試合に足を運んで貰うための一つの方法な分けで、その肝心の試合数が少なくては、なかなかファン拡大もままならない。本当は、2ブロック制にしたら、自ブロック内の4試合はHome/Away方式で2試合ずつ8試合にしたいところですが、そうすると13試合となり、2週間インターバルではなく、途中1週間インターバルを入れないと消化できず、それは結構今のチーム事情では負担になります。なかなか難しいし、ジレンマを感じる所ですよね。昨シーズンから新しいフォーマットが始まったばかりだから、直ぐにまた新しいフォーマットになるとは思わないけれど、常に変化しないと生き残れないのは自然界でもスポーツ界でも同じ。その変化を最も取り込んできたのが、アメリカンフットボールというスポーツなわけで、そのスポーツが日本では旧態依然のままというのでは一寸情けない気がしますね。RICE BOWLの意義に関しては、その元々の趣旨とは異なる方向性の話になるかもしれないけれど、変化を恐れず、どんどん変革していく切っ掛けになって欲しいですね。

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