2020年1月16日

初日の出フライト秘話

今では各航空会社定番となった「新年初日の出フライト」を、最初に始めたANA担当者の方のインタビュー記事。「飛行機に搭乗」して、「富士山を周遊」しつつ、「初日の出を見る」というのは、鉄板の組合せ。「新年初日の出」も、「富士山」も、地上から見ることは出来るけれど、当日の天候に左右されるリスクもありますが、機上からなら、地上が雨や雪でも、少なくとも富士山の頂上付近は雲の上にでているだろうし、日の出だって必ず見える。

今でこそ、羽田空港は24時間運用になり、深夜帯とか早朝帯の利用も珍しくないけれど、初日の出フライトが始まった2001年当時は、まだまだそんな時代では無いし、記事にもあるように予約だってインターネット経由で出来るわけじゃ無い。面白いと思うのは、このアイデアを出して実行した人が、パイロットとかCAさんとか、直接フライトに関わる人では無く、管理部門にいた人が発案して実現したと言う事。ANAの中の人ではあるけれど、既成概念とか現実に捕らわれること無く発想できる事が重要という証明の一つでしょうね。

個人的にも、一度は搭乗してみたい初日の出フライト。ただ、浜松から参加するとなると、前日大晦日に前泊すると、空港で夜明かししないといけないし、当日だって浜松に戻って正月の準備をするとか、帰ってきても大変。本当に、老後の独り身になって、色々な柵が無くなったら実現出来そうだけれど、その時には年齢的に初日の出を機内から拝みつつ、そのまま太陽と一緒に昇天してしまいそうだし(マテ)。

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