2020年1月19日

民主主義、中国?!

立憲民主党の原口一博議員による、この発言が物議を醸しているんですが、何よりも「中国には共産党以外に6政党ある」というのが初耳。Wikiを見てみると、確かに共産党以外に8政党もあるらしい。

ただし、それぞれの政党の議員数(=全国人民代表大会出席者数)を見てみると、果たして「政党」と言えるだけの力があるのかかなり疑問。


  1. 中国共産党: 2,119人 / 2987人 (71%)
  2. 中国国民党革命委員会: 43人 / 2987人 (1.4%)
  3. 中国民主同盟: 119人 / 2987人 (4%)
  4. 中国民主建国会:  28人 / 2987人 (1%)
  5. 中国民主促進会: 89人 / 2987人 (3%)
  6. 中国農工民主党: 89人 / 2987人 (3%)
  7. 中国致公党: 29人 / 2987人 (1%)
  8. 九三学社: 119人 / 2987人 (4%)
  9. 台湾民主自治同盟: 29人 / 2987人 (1%)
  10. その他、無所属議員が470名位いるらしい
中国共産党以外の政党は「衛星政党」と言われて、要するに絶対的な政党(例えば共産党)を成立させるために、許されている、しかし絶対に政権交代はしない・出来ない小政党を言うらしい。つまり、言い訳に過ぎないわけですよね、これらの政党は。これで「民主主義国家」と言えるのであれば、日本の今の国会(衆議院参議院)なんか「超民主主義国家」だと思うのに、彼らは「安倍独裁政権」などと言うのはどう言う理由なんだろうか。少なくとも、11年前には選挙で政権交代が生まれた日本の方が、よほど「民主主義」だと思うのだけれど。

結局は、自分達が国内でやっている行動・活動は、単に「政権交代」というお芝居をしているだけで、実は確固たる考えや目標みたいな物は無い、と言う事を自ら証明した発言に聞こえるなぁ。原口さんって、もう少しまともな議員かと思ったけれど、最近の発言や言動を見ていると、どんどん変な方向へベクトルが向いている気がする。

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