今世間で一番話題になっている、新型コロナウィルス。武漢からの団体観光客を乗せたバスドライバーが観戦していたことが発見されたり、今日からチャーター便で武漢から帰国する日本人があり、メディア関係は手ぐすね引いてこの話題を取り上げようとしている。その中には過剰報道の部分も多いとは思うけれど、この新型コロナウィルス、さらにはまだ感染拡大していると思われるインフルエンザ等、この時期対策が必要な事は後回しして、未だに「桜」だとか「モリカケ」とかで自分達は仕事をしている頑張っている俺を見て、状態の野党は、もう末期症状を通り越しているんじゃないかと。
桜を見る会の参加者募集に関しては、民主党時代の1回目、鳩山政権の時にも広く募集を掛けて、それを党勢拡大に利用していた事は、当時の議員の発言や、参加者のSNS等でもはっきりしている事実。その後の2回の会は、東日本震災や、北朝鮮のミサイル対応(?)を理由に中止されているけれど、特に3回目の野田政権の時には、参加者の募集までされていて直前に中止されていて、その募集に関しては今批判されている状態と似たような状態だったこともSNS等の情報で分かってきている。そう言う指摘も少なくないのに、自分達に都合の悪いことは知らない振りをして、他人にそれを指摘しても説得力がないばかりか、自らの能力不足を露呈していることにしかならないと思うですけどね。
河井参議院議員の1億5千万円の寄付金に関しては、これは追求しても良いかとは思うけれど、金額は別にしてお金の流れがちゃんと明記されていて、ルールに則っているならその部分には問題は無い。それよりも、選挙に投入できる資金量の話は昔から指摘されている話で、自己資金豊富な人は選挙に有利と言われていて、そういう人が(例えば、元の首相とか)何億というお金を投入する事は問題ではないのだろうか。個人追求も良いけれど、そう言う選挙改革にまで話を進めるなら評価出来るけれど、結局は内閣に対して攻撃することしか頭にないから、回りからの理解も支援も得られない。
国民が願っているのは、なんと言っても経済対策な分けで、給料も上げて欲しいし、自由になるお金を増やして欲しい。さらに言えば、社会保障とか医療保障とか、普通に生活する上で不安な部分を何とか解決して欲しい。また、豪雨災害や地震災害からの復旧とか、まだまだ完全に復興していない地域対策も必要なはず。そんな中で野党第一党の立憲民主党は、優先度の低いデモ政権攻撃に使える話題を多く質問しているのに、国民民主党はそれなりに意味のある質問に終始しているのは対照的。党勢としては、立民の方が大きいけれど、問題は色々感じるけれど、政治集団としては国民の方がまだまともなのは、ある意味政治組織の皮肉のような気がする。だから、問題も多い安倍政権が、こんなにも長期間政権運営が出来ているというのが、最大の皮肉なんだろうな。
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