2020年1月15日

サッカー王国

高校選手権で24年振りの優勝を勝ち取った静岡学園サッカー部が、昨日地元に戻り大歓迎を受け、ローカルニュースは優勝祝勝一色に。その前日には、女子サッカーで藤枝順心高校が、2大会振り4度目の優勝を飾り、もしかしたら初の男女アベック優勝と言って良いのかな?

静学の試合はテレビ中継されたので見ていたんですが、前半2点を奪われたときには「あぁ、駄目か」と諦めてチャンネルを変えてしまいました(笑)。その後、再びチャンネルを戻したら2-2の同点に追いついていて「をぃをぃ、これは行けるかも」とそのまま画面を注視。後半も最後になり、見事なヘディングシュートで逆転すると、そのまま1点を守り切って優勝しましたが、今回の静学は自分が高校生から大学生位の時の「強い静学、ブラジルスタイルの静学」みたいな印象でしたね。

静岡県は「サッカー王国」と言われてきたけれど、ここ20年位は他の地域が台頭していて、全国的な大会で上位に進むことも減り、名ばかりサッカー王国みたいな感じになっていましたが、今回の静学の優勝で一つステップアップするのかも。静岡県は、その温暖な気候のせいもあってか、色々なスポーツが盛んだし、強い競技も多いのだけれど、最近ではスポーツ施設も発達して、さらにトレーニング方法も進化してきているから、そう言う地域差というか環境の差もそんなに違わないようになってきた気がします。実際、決勝戦の青森山田高校などは、冬場は雪が積もって練習もままならないだろうけど、それでも強いチームを作って全国大会に出てくるわけですからね。

日本の高校生スポーツの中には、例えば高校野球の様に一寸行きすぎた印象のあるスポーツもあるけれど、総じてみんな熱心にやっているし、自分にとっても今でも高校時代の陸上競技部の仲間は別格。ただ、日本の場合は、一つの競技に三年間を費やすのが正しいという扱いだけれど、今にして思うと、アメリカのようにシーズン毎に色々な競技を経験するのも良いし、そこから自分の適性を見つけていくのが良いと思うなぁ。高校生の場合、色々試験や行事があって、年間を上手く分割して複数の競技を経験するのはなかなか大変なんだけれど、春と夏とか、年の前半と後半みたいな感じで、最低二種目、出来れば個人種目とチーム種目とか、陸上と水泳とか、そう言う複合的な体育経験が出来るようになると、もっと逸材が生まれてくるかもしれない。

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