ITmedia、本田雅一氏のコラムから、「スマホからPCへの回帰」の理由について。HPの調査なので、多少はバイアスが掛かっているかもしれないけれど、22歳未満世代のPC利用率が、その上23~28歳世代に比べて有意に増加しているとのこと。その理由が、写真や動画配信での自分表現が多いため、その編集や作成作業用にPCの利用率が増えているという説明。これは結構納得出来る話で、最近の子供に将来なり退色病を聞けば、最近ではトップが「YouTuber」ですからね。
スマホアプリでも、簡単な動画編集とか画像加工は勿論出来るんですが、それってInstagramとかTiktok等の簡便なSNSへの投稿だから十分なのであって、精々30秒とか、1分以下の場合ならそれでもいいんでしょうね。YouTubeの場合は、何分単位、場合によっては何十分という尺が必要ですから、となるとそれなりに作り込みが必要。となると、PCの出番というのは納得のいく説明ですが、私はさらにそれが進むと、今度はタブレットがメインになりそうな気がします。
そのタブレットも、何台か並べて、一つは編集画面用、一つはその編集画面の確認用、さらにもう一つは編集する設定やツールを表示させるもの、と昨日ごとにタブレットや場合によってはスマホ等複数デバイスが連携して使う物。PCだと、それらをWindowsとして画面に一度に表示出来ますが、それを必要な時に必要なタブレット・スマホデバイスを集めて並べれば、同じような事が出来るみたいな。
自分達はPC世代なので、わざわざそんな複数のデバイスを集めなくても、PCの画面一つで全部賄える方が簡単で便利で慣れているんですが、逆に言えば、そんな目的以外で使うときはPCリソースの多くは遊んでいるわけです。それなら、必要な時に必要なリソースを集めて連携させる方が、遙にエコだし賢いと思うんですよね。私も、来年はちょっとタブレット(iPad)+携帯キーボードで、PCの代わりにならないためしてみたいと思っている位ですから。とは言っても、もう30年以上もパソコンに慣れていて、骨の髄までPCが染みこんでいる体ですから、なかなか抜けるのは難しいと思うけれど。
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