2019年12月19日

HAKOBIYA

海外旅行のついでに「お小遣い稼ぎ」をする「HAKOBIYA」というビジネス。旅行先の購入者から依頼を受けて、旅行者が出発前に依頼品を購入し現地に持参し、それを渡して購入費と報酬を得るという仕組み。昔は海外出張に行くことが決まると、決まって秘書さんとか女性社員から「〇〇の××という化粧品買って来て」とか言われた物だけれど、まぁそれと同じ仕組み。

記事を読む限りでは、今の所ベトナムのユーザーからのリクエストを受けて、日本で商品を購入して、現地に行く人がハンドキャリーするようになっているみたいですが、そのスキームは基本どこでも利用すること可能。ただし、個人が知り合い等へ「お土産」として持参する場合と異なり、この場合は商品を配送していることになるわけだから、多分関税の扱いとか違ってくんじゃないだろうか。

確か「ガイアの夜明け」だったと思うんですが、何年か前に観た回で、駐在員とか留学生とかフランスに長期滞在している人が、日本からのブランド物購入依頼を受けて現地のショップで購入し、それを日本に発送するアルバイトというかビジネスをしていることを放送していたけれど、基本あれと同じですよね。為替の動向にも寄るけれど、以前だとブランド品などは日本の価格は現地価格の二倍というのが相場。最近では、1.5~1.6倍位だと思いますが、手数料とか送料などで2~3割位のマージンを乗せても、日本の購入者から観たら「安い買い物」になるし、現地の人も1~2割の手数料であっても、元々の商品の価格が高いから、けっこう良いお小遣い稼ぎになるなぁと感心した記憶が。化粧品とかスマホとか、ちょっとしたものなら、このHAKOBIYAシステムの方が速いし簡単だけれど、法的な部分はどうなのか、記事の中では触れていないけれど、そこを将来的に突かれるような気がする。

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