UAが成田で、難病を抱える子供とその保護者を招いて行った「ファンタジーフライト」の記事。米国では長く実施しているイベントで、日本では今年が二回目なんですね。そう言えば去年もこのイベントの記事を観たか聞いて、いかにもUSの企業らしいと思った記憶が...
ヨーロッパも同様かもしれませんが、アメリカ人はこの手のイベントが得意というか、そこは本当に見習わないといけないところ。最近では日本の企業でも取り組んでいるところが増えてきているけれど、物質的な物の提供も重要だけれど、形のない「夢」というものも行き低空絵で必要。参加した子供達の中には、もしかしたら厳しい状況の子供も居るのかもしれないけれど、こう言う事が少しでもエネルギーになれば良いですよね。
参加者は、3歳から11歳までの子供が35人に保護者が60人の合計95名。ここに、客室乗務員など合わせても、多分120名には届かない。メディア関係者など含めても、最大で150名くらいの乗客数かなと思うけれど、そこにB777-200ER使用するというのは、UAもなかなか太っ腹。まぁ、機材繰りの関係というのもあるんだろうけど。写真を見ていると、マックのドナルド記念撮影しているのは、1Fの国内線ターミナルの待合室だろうか。その後機体に乗り込むときには、ボーディングブリッジを使っていることから、国内線ゲートで唯一沖止めでないHゲート(国際線の56番ゲートとの共用ゲート)を使ったのかな。そう思えば、他の写真で写っている通路の様子なんかも納得出来ます。国内線の接続が少ない昼間の時間帯なら、機材もターンアラウンド中だし、ゲートも空いているし、と言う事なんでしょうね。保護者はまだしも、病気を抱えている子供に沖止めのバス移動はないだろうし、だからと言って国際線のゲートを使うわけにも行かないだろうし。でも、主催したUAの関係者は勿論、成田空港の協力もなければフライト後の「北極でのイベント」なども無理だろうから、そう言う意味では成田空港のイベントとして、四季それぞれ大手の航空会社と協力してやってもいいんじゃ無いだろうか。まぁ、こう言う事があるから、UAにもう少し貢いでもいいかなと思ったりして(笑)。
ところで、成田から北極に移動した子供達は、その北極からどう戻ってきたんだろうか。そう言う無粋なことを考えるのが、大人の悪いところ、心が汚れている証拠か...
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