2019年11月9日

羽田断水解消

断水が続いていた、羽田空港の二タミが、昨日やっと解消して上水道の配給が再開。トイレは、手洗いだけだからそんなに影響は無いのだろうけど、二タミ内の飲食店は準備が間に合わず、午後に給水が再開しても営業再開できずに、昨日も臨時休業のままのお店もあったようで、となると3日間完全に営業停止していて、損害も大きいだろうなぁ。空港施設会社が補填するんだろうか。

ニュース等では「羽田の断水解消、給水再開」と今朝から伝えていますが、「断水の原因は不明で引き続き原因究明を続ける」と伝えているんですが、これは一寸不正確な言い方では。断水したのは、水質に問題がありと分かったので、空港施設会社が止めたからで、「断水した」原因は明らか。原因究明するべきは水質汚染の方。元々は、地上職員でしたっけ、水が塩っぱいという報告があり、それで一タミ、二タミ共に給水を止めて、暫くして一タミは再開したけれど、二タミの方は結局三日かかってやっと解消。疑問なのは、なんで一タミは直ぐに問題なしと判断出来たのか、ということ。水道管の配管で、一タミ、二タミ独立したものなら、元々一タミを止める必要は無かったし、直ぐに一タミは問題無しと判断出来たなら、二タミ側のどこに問題があったかも分かりそうな気がするんですが。

発端は、「水が塩っぱい」ということなので、東京湾の海水が紛れ込んだか、誰かが塩を投入したか位しか思いつかない。何か、処理水が混入して、底に塩化ナトリウムとか含まれていた、事もあるかもしれないけれど、やはり個人的には二タミの国際線ターミナル工事の影響で何処かで配管が間違って接続されて、それで何かの処理水とか、場合によっては排水の先の海水が逆流した、何てとこじゃ無いだろうか。まぁ、いずれにしても責任期間の発表を待つだけですが。

これが、明日まで続くとか、先日のラグビーW杯の時に発生したとかだと、もっと大変だったかもしれない。最も、ラグビーW杯の時には、台風の影響で成田や羽田が孤立したり、影響はあったけれど、万一に備えて利用者側もそれなりに対策が必要なのは確か。ただ、自分のように好きであちこち飛んでいる人間ならまだしも、一年とか数年に一回くらいしか空港を利用しない人が殆どだろうし、その時にこんなトラブルに遭遇した何も出来ない。まぁ、今回の場合断水という深刻なトラブルだけれど、トイレで手が洗えない事と、飲食店が利用出来ないくらいで、命に関わるようなことは無かったから良かったけれど、これがまた別の種類のトラブルだったら大変。今回の経験を生かして、より安全で耐性の強い空港になって欲しいです。

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