2019年11月7日

羽田断水

昨日発生した、羽田空港国内線ターミナル(一タミ、二タミ)の断水トラブル。一タミの方は、暫くして回復したらしいけれど、二タミの方は今朝の時点でまだ断水状態が続いていて、それでも今日中の復旧を目指しているとのこと。最初「断水」と聞いた時に、館内全ての水道設備が止まったかと思ったけれど、中水と下水は利用可能だったので、トイレは使えたようで、手荒いようにペットボトルが準備されたのは一寸不思議な光景。一般旅行客に取っては、トイレが一番の問題だろうけど、一番の被害者はターミナルに入っている飲食店ですよね。水(上水)が無ければ、食器も洗えない、調理も出来ない、ということで昨日は軒並み営業中止で、二タミはそれが今朝も続いているらしい。

今朝の報道では、どうも二タミで使用する貯水タンクの塩分濃度が高くなっていたらしく、その原因追及と、水を入れ替えて再開を進めているらしいけれど、何でそんなことが発生したのか。そう言う意味では、一タミは二タミの巻き込まれ事故を受けた、みたいな感じなんだろうか。「二タミのみでのトラブル」となると、可能性として真っ先に浮かんでくるのは、二タミで工事中の国際線部分の工事の影響。この工事で、配管を間違えたというのが、一番有りそうな原因かなと思いますが、さてどうだろうか。

食事に関しては、取りあえずお弁当は販売されていたのでそれで繋ぐとしても、営業中止した飲食店舗の保証はどうなるんだろうか。一義的にはターミナル運用会社だろうけど、仮にトラブル原因が国際線ターミナルの工事によるものとすると、施工会社が保証するんだろうか。世界に冠たる羽田空港だけに、一日も早い復旧を願いたいけれど、それに居ても丸一日たっても復旧しないのは、今後を考えても課題では無いだろうか。

取りあえず、フライトスケジュールへの影響は無かったみたいで、それだけは不幸中の幸い。しかし、ANAさんは昨日も今日も大変だろうなぁ。この日にフライト予定を入れていなくて良かったと個人的には思うけれど、仮に何かトラブルがあっても、それに影響されずにどれだけ通常運航を維持出来るかで会社の力量が試されるわけで、そう言う意味では日本の航空会社だから何とかなったのかも。

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