2019年11月6日

成田拡張

成田空港の基本計画が53年振りに改訂されたという記事。「53年振り?!」と驚いたら、それまでは横風用のC滑走路を前提にした計画がそのままだったんですね。既に報道されているように、現在のB滑走路を2500m→3500mに延長するとともに、それと平行する新C滑走路を増設するわけで、これによって年間発着回数が現行の30万回から50万回まで増えるという話。主な拡張部分である、新C滑走路周辺がかなり広くて、今の空港の倍位になるんじゃ無いかと思ったら、国交省の資料では、敷地面積は、現行の1060hから2600hと2.5倍になるらしい。特に、新C滑走路の北側部分は、広くスペースが取られていて、ここは駐機場になるんだろうけど新たにターミナルが作られても不思議は無いかも。

最も、今の一タミ、二タミ、三タミに続いて、新ターミナルはA滑走路のRW34L東側のハンガーエリアに、新しいターミナルが出来るんでしょうね。ただ、その場合、今一タミの下まで来ている、N'EXとか京成の駅はどうするんだろうか。延伸するのはかなり大変そうなので、地下通路で繋ぐのが一番無難だとは思うけれど、結構距離あるしなぁ。いずれにしても、今の30万回から50万回に増えるからには、スポット不足に成ることは明らかなわけで、新ターミナルの増設は必須でしょうね。二タミに三タミを増設したように、A滑走路のRW16R東側の貨物エリアを移動させて、そこに一タミから通路を延ばして四タミを作るのが一番現実的かな。2030年までの供用開始を目指すということで、その新成田空港を利用出来る機会はあるんだろうか。

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