2019年11月5日

成田減便

数日前に読売新聞で報じられていた、このニュースなんですが、その後詳細が伝えられるのを待っていたのに、今の所後追い記事は出てこない。連休だったからかもしれないけれど、今日あたりもう少し詳しいニュースが出てくるのかもしれませんが、ちょっと以外。でも、まぁ考えてみれば当たり前なんだけれど、それでも羽田の枠が大きく配分されることは以前から分かっていたわけで、それに対しての準備が足りないのは一寸疑問なんですが。

日系2社に対しての25便分の配分は、ANAが13.5便、JALが11.5便と決定済み。ANAの13.5便のうち6便は米国向けで、まずはこの部分で成田運休、羽田移行される便が多いのでは。ざっくりとして、半分、もしかしたら4便位は成田から羽田に事実上移動するんじゃないだろうか。あくまで想像ですが、

  1. 今の所成田発便が無い、イタリア、トルコ、スカンジナビアは、そのまま新規増便でしょうね。ロシア便は、週2のウラジオストク行を残して、羽田からはモスクワあたりに飛ばすんだろうか
  2. 2便増える中国路線は、多分成田から2便運休して、それを振り替えるのでは。特に、北京は新北京空港がオープンして、今の首都空港に余裕が出来れば、成田の北京行きを運休して羽田発を2便→3便にするのでは。残り1便は、やはり成田の広州便を運休して、羽田発を1便→2便にするか、成田発の大連とか武漢とかを事実上移動させるかかなぁ
  3. インド便は、デリー便かムンバイ便を移動させるのかな。あるいは、週3便のチェンナイを持ってくるのか
  4. 悩ましいのはオーストラリア便。羽田からはシドニー便が飛んでいて、成田からはパース便だけれど、パース便を羽田に移動させるのが一番簡単かな。シドニー便を2便に増便するのは一寸厳しい気もするし。
  5. 一番影響が大きいのは、やはり便数も多い米国線でしょうね。
    1. 成田から2便飛んでいるロサンゼルス便は、1便は羽田へ移動だろうなぁ
    2. ホノルル線は、A380で飛んでいるから羽田へは移動出来ないので、これはそのまま。もしかしたら、羽田発便が新規に1便増えるかも
    3. ヒューストン線は、UA便が成田に残るからANAは羽田に移すかも
    4. シアトル線、サンノゼ線は、そのまま羽田移動じゃ無いだろうか
    5. シカゴ線は、UAも羽田に移動するから、これは残して、JFK行きのニューヨーク線が羽田に移動するんじゃないだろうか
    6. 記事では「大型機」と書いてあって、多分B777とB787-9の配分なんだろうと想像しているんですが、結構10便の移動というのは大変そうと言うのよく分かります
社内機種転換するにしても、そのしわ寄せがどこに行くかもあるし、ただ最大需要が予想される来年の東京2020までにはそれなりに復活させる必要も有るわけで、どうするんだろうか。いっその事、羽田発便の枠をUAに「貸し出す」なんて言う事が出来れば、UAもANAもハッピーかもしれないけれど。来年の旅行スケジュールが決まらないから、早く発表して欲しい。もう来年の3月移行の予約も始まる頃ですしね。

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