2019年11月16日

追求しない「追求チーム」

首相主催の「桜を見る会」の前夜祭、安倍総理の地元支援者など約800名が、ニューオータニで5000円でパーティをしたのは怪しからんと言う騒動。「ホテルでは最低1万円以上かかる」とか「久兵衛の寿司は5000円では出せない」とか、どこから出た話なのか分からないけれど、ホテル側も「場合によってはお客様からの要望に対応する」とか、久兵衛側も「うちは出店していない」と否定。結局、何を追求していたのか、あの「追求チーム」は。

で、追求チームが出来たら何時ものお約束の、「アポ無し訪問」。質問書を渡して、何時もの政治パフォーマンスとも言えない、幼稚なパフォーマンスをして、これで終わったと安心したら、今度は安倍総理の方が一枚上手でしたね。すかさず記者会見をして、違法性を否定。すると、立憲の安住氏「不意打ちの言い訳」と批判するんだけれど、自分達のアポなし訪問が、どれだけ不意打ちで迷惑かよく考えてみろよと小一時間。挙げ句の果てには、
 週明け18日以降の国会運営については「こういう姿勢で来たからには国会がどうなるか保証できない。粛々と国会が動いているのを自分から『止めてください』とお願いしているのではないか」と述べ、審議を拒否する可能性も示唆した。
と、お得意のおサボり宣言。いいょなぁ、野党議員って、仕事さぼってお金を貰えて、偉そうに出来て(笑)。 今回の件で、色々過去の情報とかも発掘されているんですが、この安住氏の政治資金パーティーでも、収入が数百万になるパーティーの支出が70万円とか、「えっ、一人1万円じゃないの」というような不思議な話も。さらには、前原氏の領収書が、何故かその会社の独自の仕様ではなく、コクヨの販売されているもので、かつ異なる会社の領収書が全て同じコクヨの用紙で、書かれている筆跡も全く異なる会社なのによく似ている。さらには、鳩山政権での「桜を見る会」では、内閣府から費用が出たと言う発言もTLに流れているんだけれど、彼らが騒げば騒ぐほど、自分達のこれまでの行為が明るみに出てくる。本当、どうしようも無い。

今回の件で、結局野党がやることは「審議拒否」しか無くて、改めて無能な野党がいる限り世の中は何も良くならないと言う事がよく分かります。せめて、肥大化した「桜を見る会」を適正規模にして、招待客の明確をすることと引き換えに、自分達の政策を相手に飲ますとか、そう言う機会を作って政策論議するなら、まだ少しは見直すんだけれど。結局は「やらないこと」しか考えていない「無能な働き者」は、とっとと退場して欲しい。日本の景気や経済がなかなか良くならないのは、一番の責任は与党の経済政策の不味さにあることは事実なんだけれど、結局それをただせない無能な野党の責任も、同じ位重いと思う。

ところで、今回「追求チーム」が格上げされて「追求本部」になったらしいのですが、これは初耳。これまでもそう言うケースはあったんだろうか。でも、「追求本部」に格上げされても、それで何か追求が実を結んだと言う報告は聞かないし、仮にあったとしても、誰も覚えていないということは、無かったと同じ事。一事が万事、それが野党ですよね。

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