2019年11月27日

シュレッドされる野党

日本に居ない間に、またまた「お笑い"特定"野党」が新しい笑いのネタを提供していました。「桜を見る会」の資料を廃棄するときに使用した、内閣府の大型シュレッダーを視察するという、本当馬鹿馬鹿しい話。自らダミーの紙束を用意して、「よーい、スタート」で廃棄時間を計測するという「パフォーマンス」のために、どれだの税金が無駄になったのか。あの映像なり、ニュースを見ていた大多数の人は、「自分から頭を突っ込んでシュレッドされなさい」と思ったと思うぞ、本当に。そのくせ、自分達が種を蒔き騒いだ、ホテルの見積騒動や鮨店騒動に関しては、今は何も言わなくなり、本当に遊ぶだけ遊んでオモチャを片付けない子供のよう。いゃ、子供なら両親から怒られたらちゃんと片付けるけれど、彼らは何も聞かないだろうなぁ。

その行動内容もさることながら、国会議員というある意味特権的存在が、一企業とか組織体に自ら出かけて自らの要求を突き出すというのは、警察の操作権も無いのに許されることなんだろうか。警察だって、捜査令状とかそれなりの手続きが必要なんじゃないのか? それを「国会議員」という立場を利用して、自分達が好きなことが出来る、何をやっても許されると考えていることが恐ろしい。今は野党だからまだこの程度で済んでいるけれど、これが与党で国政を司る立場でそう言うことをやり始めたら、それって中国の共産党みたいな物じゃ無いの。

今回のシュレダー騒ぎだって、その機会の性能じゃ無くて、組織内の手続きなりを調べれば済む話。あるいは、裁断された破片を集めて、それを継ぎ接ぎして元の書類を再構成する位の努力をするならまだ分かるけれど。そんなこと微塵も考えていないでしょうね。単に世間に目立つ行動、自分達がメディア露出する行動、兎に角与党政権に何か悪い印象を植え付ける行動であれば、何でも良いという考えがあふれ出ている気がします。こう言う事を諫める議員はいないのかと思ったら、そう言うことも織り込み済みで、兎に角与党に何か衝撃を与えられれば良いと思っているのには呆れるばかり。

一つ気になっているのは、昔だとこう言う行動をしても、伝えるのはテレビと新聞位。これは今も変わらない。でも、現在はそれに加えて、SNSで情報を拡散できるから、所属政党なり個人のSNSなりで、こう言う行為を発信すると、その周辺に居るシンパというか支持者がそれを更に拡散する。そうすることで、多分一体感が醸成されるんですよね。一方で、冷ややかな立場の人は、それに対して反応してもどうせ改善されないのだからと無視する傾向が広がり、結果的にはSNSの空間ではどうでも良い情報だけが拡散されていく気がする。で、それを根拠に既存のレガシーメディアが、「SNSでも支持されている」みたいな情報を流すから、益々世の中混沌としてくると言うか、根拠の無い正義が成立してします。まぁ、国会議員だから選挙という選択肢はあるんですが、それでもそれなりの支持者層があるから始末に負えない。本当、誰かあの場所で無能の働き者を全部シュレッドしてくれないかと思う。

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