2019年11月19日

墓穴を掘りつつある野党

「桜を見る会」関連で、どんどん議論の中心がぶれてきていて、最初は招待客の急増とその選定基準という、至極真っ当な理由だったも野が、いつの間にかその前日に開催された「前夜祭」の話になり、そこからホテル代の忖度とか、会計処理が正しいのかとか、議論の中心が明後日の方向にどんどんぶれてきている。挙げ句の果てに、ホテルに対しての営業妨害みたいな発言を、野党のそれも閣僚経験者、元党首なども含めて公開するようになり、この人達は「常識」というものを持ち合わせていないのかと、小一時間。

で、ネットの時代、「前夜祭」同様に、地方の後援会などがツアーを募集して、「桜を見る会」では無いけれど、国会議事堂の見学とか、似たようなことをやっていることがどんどん明らかになり、しかもその手法は今回と同じようなものから、後援会が直接参加者募集する形態もあり、それはそれでライセンスはあるのかという新たな問題点も。で、それらのツアーに関しては、今回同様「収入にしていないから」政治資金収支報告書には記載されていないのだけれど、それって今問題点として自分達が指摘していることですよね?

酷いのは、ホテルに空見積を発注して、それを多分事前の了解なしに公開するんだけれど、それって自分の所の別の見積だったり、内容的に妙に持っているところがあったりと、結果を得るために前提を変えている話も。あんなもの、企業や団体で幹事をやっていれば、あるいはホテル利用などの機会が多ければ、色々と得意客向けのオプションがあることは常識な訳で、そこは「現総理大臣が利用」という箔がつくのは、プライスレスな価値な訳で、一回の無名に近い議員がリクエストしても同じ事にはならない。いずれにしても、ホテルの正規料金以外での利用は違法だと彼らは言っているわけだから、今後彼らがホテル利用する場合の利用明細には、ちゃんと正規料金が記載されるのだろうか。もしそうで無ければ、徹底的に責められるべきだと思うのだけれど。

挙げ句の果てには、元弁護士でもある野党党首は、ホテル支配人を国会に証人喚問しろと息巻くんだけれど、いゃいゃ、それって貴方たちが批判していた「恐怖政治」その物じゃないのか。それなら、何かあやふやになりつつある、関電問題であったり、関西生コンの問題であったり、例の通告問題であったり、やらなきゃいけないことは山積みのはず。と言うか、元党首の国籍問題だって解決しているわけでは無いし、それ以上に経済や災害復興という最優先課題だって停滞している。もう、週刊誌のゴシップ記事しかネタに出来ない無能な議員は、本当は首にしたいけれどそれが出来ない異常は、一月とか半年とか、反省箱に入れておきたい気持ち。このままどんどん墓穴を掘って、そのまま自ら埋まって欲しい位。そうなれば、社会はもっと住みやすくなる気がする。

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