2019年11月12日

桜か森か

毎年春に開催されている、首相主催の「桜を見る会」に、安倍総理の後援会員など多数が招待されていて、私物化されていると野党が問題視して、例によって「何とか調査チーム」を立ち上げるらしい。この「桜を見る会」自体は、1959年から始まっているもので、旧民主党政権時代にも2010年に鳩山総理の下で開催されているもの。2011年は震災、2012年は北朝鮮対応で中止されたけれど、それらが無ければ多分そのまま開催されていたもの。

とは言っても、鳩山時代の出席者数1万人から、今年は倍近い1万8千人まで増えていて、流石にその規模・内容が相応しい野かという確認は必要なのかもしれませんね。ただ、良くも悪くも安倍政権が長く続いていて、となるとそれなりに柵みも増えてきていて、招待する側もされる側も増やさざるを得ないということはあるかもしれない。ただ、不思議なのは、これに野党議員の招待客は来ないのだろうか。まあ、首相主催だから、そこに呼ばれても来ないんだろうけど。

個人的には、これって森議員の疑惑騒ぎを隠すためにあえて今騒ぎ出したようにも感じるので、是非どちらか一方では無く、両方徹底的にやってほしい。特に森議員側は、元々は通告遅れの話が、自ら挙げた手を下ろす場所が見つからず、だからどんどん騒ぎを大きくして、とうとう一個人に対しての名誉毀損とも思われる発言や、住所など個人情報を公開してしまう(後に黒塗りに変更)等、議員としては勿論、人として社会常識が疑われる行動・発言が続いています。国会議員だから特権がある、と思っているのかどうか分からないけれど、どうも自分が正しい相手が悪いと言う雰囲気しか感じられない。与党側は、法案を通すために野党に対して波風立てたくないのかもしれないけれど、それとは別にやはり議員として、幾ら特権があるとは言っても、だからこそ厳正にその行為や態度は評価されるべきでは。

以下略ちゃんが整理して推理する、この時系列が多分正解なんだと思うけれど、結果的にそれを隠そうとして森氏側がどんどん下手を打っている印象しか受けない。そこは、森氏がわに(彼らお得意の)説明責任があるはずなので、納得のいく説明を何度でお願いしたところ。桜を利用して森を隠すこと何て言うことだけは無いことを祈りたいですね。それに、今朝も台風被害から一月が過ぎるのに、まだ復旧しない被災地のニュースをやっていたけれど、今やるべき事はそっちでしょう。そう言う判断がつかないのか、やらないのか分からないけれど、結局は政局でしか動かない野党が存在する限り、どんなに駄目な与党でも安泰だなという思いしか出てこない野が、今の日本の悲劇なんでしょうね。

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