2019年11月13日

サクラチル

特定野党が「桜を見る会調査チーム」なんちゃらを作ったという話を聞いて、「あぁ、この話もこれで終わり」と思うようになってしまうのって、多分自分だけじゃ内のでは。以前作った、関電の問題だって、「作った」というニュースが最後で、その後は何かやっているのか何か分かったのか、一向に出てこない。これまで幾つの「何チャラ調査チーム・タスク」を作ったか知らないけれど、一つも何か結果を出したものはあるんだろうか。党のサイトに行っても、途中経過なり結果なりをまとめたものは見つからないし、本当に子供のオモチャ遊びみたいなもので、使ったら使いっぱなしみたいなもの。

今回の桜を見る会の話にしても、人数が増えているからそれに比例して金額も上がっているわけで、一人あたりの単価で見れば、そんなに変わっているわけでは無い。それに、民主党時代にも自分の身内なり、後援会会員なりを呼んだことは分かっているわけで、結局はやぶ蛇というかブーメランで終わりそう。これが、「自分達もこうだったが、今はそれ以上に肥大化して好ましくない。だから、止めましょう」とか言えば、それなりに評価されるのに、そんなことは絶対に遣らないという確信だけはあるなぁ(笑)。

これが、途中に野党政権が生まれていない時間軸の話であれば、それはそれで「腐敗の証拠」みたいなことが言えたかもしれない。でも、短い3年余りとはいえ、与党になり、それなりに経験をしている同じ議員が、それが無かったことにして好き勝って言うのは間違っていると思う。言うべきことは、自分達の経験を元にして、場合によっては自分達の間違いも認めることになるかもしれないけれど、それでもだからこそ今こうするべきと言う提言のはず。それを、単に無かったことにして、言いたいことだけ言っていても、国民は何も信用しないし、だからこそいつまでたってもじり貧で支持も上がらない。

結局、この会の予算は5000万円余りだったようだけれど、考えてみれば野党が国会審議拒否をして1日空転すれば、何億という費用が無駄になるわけで、それに比べたら微々たるものと入ってしまうと言いすぎかもしれないけれど、あれだけ選挙前に入っていた消費税減税の話は出てこないし、復興支援だってそっちのけだし、兎に角週刊誌ネタ、与党批判ネタに次々に飛びつくだけの政治資質では、結局たまたま偶然7年前に一時政権を握ったけれど、もう二度とあんな間違いは国民は起こさないという覚悟だけが、どんどん強くなっていくだけの気がする。

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