2019年11月14日

韓国の納豆

ITmeida、窪田順生氏のコラムから、米国を席巻しつつある「韓国の納豆」の話題。納豆が健康食としてアメリカでも流行っているというのは知りませんでした。でも、何となく豆腐とか刺身がブームになり始めたのと同じような感じなんでしょうね。カニかまも、「Fat Free Crab」とか言って、健康食的にブームになったし。

アメリカに居て感じるのは、韓国系アメリカ人の存在感。日系の人も多く住むけれど、どちらかと言えば現地の社会に溶け込むことを良しとする日系に対して、兎に角韓国系として集まり、それによって数の発言力拡大を進めている韓国系という印象を、昔から私は感じます。それレそれで、外国で生存するための方法の一つだし、日本だって昔は"Little Tokyo"とかあったわけですが、日本からの渡航者が減る一方で、韓国とか中国からはどんどん増えているんでしょうね。

アメリカの日本食レストランに入ると、何故かキムチとか韓国系のメニューが多いお店に結構当たりますが、あれは韓国系の人が経営しているお店だからで、多分日本食レストランの半分位、いゃそれいじょうかもしれない。昔のアメリカのレストランガイドみたいな読み物で、矩形の形を組み合わせてアルファベットをデザインしたフォント、通称"Wonton Font"を使用しているお店は信用できない、みたいな批評があって、実際そう言うお店のメニューとかも一寸韓国系だったり中華系だったりするし、一番変なのは店名。"Tokyo"とか"Kyoto"なんていう地名はまだしも、"Geishya"とか"Kimoto"とか、確かに日本風だけれど、日本人なら絶対採用しないような店名のお店は要注意。店内も怪しさ満載だったりします。

まぁ、30年前ですらそんな感じだったので、今ではそれ以上なんだろうけど、日本人として日本の物が適当に扱われているのは、正直気分は良くない。ただ、彼らのバイタリティは見習うべきで、そういう部分が弱いから、記事の最後に窪田氏も指摘するように、日本由来のものでも「韓国元祖」みたいな話がいつの間にか成立してしまう。それは、彼らの図々しい性格だけで無く、やはり「嘘」を「真実」と思わせる、様々な工夫もあるんですよね。プレゼンテーション能力だったり、徹底的に一つのことを突破する団結力だったり。日本人が苦手、あるいはみっともないみたいな感じで回避する部分が、実は日本以外の社会では重要なスキルだったりするわけで、そう言うことを理解して正々堂々と渡り合える人がで無いと、日本はどんどん内向きになっていく気がします。これだけネットが発達しても、やはり日本人の日本人らしい資質は変わらないというのも、ある意味凄いことなんだろうけど。

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