2019年6月8日

通帳アプリ

ITmediaの記事から、地銀が通帳のアプリ化を勧める訳。昨年、ちょっと必要があって地元の地銀、静岡銀行に口座を初めて作ったんですが、通常の口座とは別にオンライン専用の「しずぎんDirect」というのがあり、これは通帳が無いんですね。全部口座の管理は、自分のアカウント上で行うんですが、そのかわり過去13ヶ月分の取引が残るようになっています。

同じように、昔から使っているみずほ銀行も、インターネットバンキングの利用は可能なんですが、こちらは取引履歴が過去二ヶ月分しか残らない。だから定期的にアクセスして履歴をPDFに落としたりしているんですが、メガバンク故かなかなか改善されない。そんな時に静銀のこのアカウントにであって、やはり厳しい競争をしている地銀の方が必死なのかなという印象も受けました。確かに通帳印刷は、銀行にとってはコストを無視できないかも。基本普通預金が対象で、利息も生まないし、デモ利用履歴はどんどん増えていくから、通帳コストに通知用印刷機などのコストも嵩むだろうし。まぁ、個人的にも、わざわざ残高や取引履歴を確認するのに、昼間銀行に行ってATMなりを操作するというのは面倒。でも、一方で、証拠としての履歴がネットにしか無いのも困るわけで、その辺りを同按配するのかはユーザーの責任ではありますが。

静岡銀行のように一年以上のバッファがあれば、例えば毎年自分の誕生日に一年分の取引履歴をダンプするとか、そういう対策も出来るんですが、みずほ銀行の方は何とかして欲しい。MoenyTree等を使って、個別にバックアップは出来るんですが、やはり金融機関の基本的なサービスとして一年くらいはデータ履歴を残して欲しいし。

さらに理想を言えば、Apple Payがクレジットカードを取り込んでいるように、銀行カードも取り込めるようになり、ATMの操作もホテルのデジタルキーのように使えたらと思うんですよね。さらに将来的には、例えばマイカードと紐付けして、それで全て出来るのが理想。出入金記録も全部紐付けて良いから、それで税金の計算なんかも全て処理して欲しい。ほんと、これまで30年以上現前徴収の身分だったから、定年後あるいは何か自営業でも初めて自分で申告するなんて、一寸想像出来ないし。まぁ、税理士さんとかにお願いすれば良いのだろうけど、それはそれでまた面倒だし。色々資格とか商売の領域とか制限はあるんだろうけど、やっぱり「One Stop Service」っていうのは、便利だと思うし、その為には脱現金決済だろうなぁ。

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