2019年6月20日

党首討論

昨日行われた党首討論の映像を斜め見したんですが、相も変わらず立憲民主の枝野さんとか共産党の志位さんとかは、直前に話題(問題?)になった年金2000万円の話をするばかりで、何か見ているとゴシップを狙っている芸能記者のインタビューみたいな感じ。その中でも、国民民主の玉木氏は、全部がそうでは無いけれど、年金の持続性の質問をしたり、それなりに「良い玉木氏」を演じていたみたい(笑)。まぁ、皆さんそれなりに学歴もあるだろうし、政治の世界でも色々活動している人達なんだろうから、能力はあるんでしょうけど、何て言うか民主党政権誕生の時の成功体験が忘れられないのか、どうもビジビリティ重視で、中身が響かない。

昨日見ていた範囲では、流石に週刊誌などをネタに質問する場面は無かったけれど、結局今回の2000万円の話だって、それは単にある条件を当てはめた一例なのに、全て年金の問題のようなことを言い出したのはテレビ朝日だったりするわけですが、それを鵜呑みにして検証無しで話を進めるというのは、自分の能力無さだけで無く無責任さも証明していると思うなぁ。

衆参同時選挙が行われるかどうかはまだ分からないけれど、今度の選挙で勝つための秘策はズバリ「消費税凍結」。そして、経済対策をするために、これだけ投資しますと言う話を(でもちゃんと裏付け込みで)すれば、これまでのゴシップレベルのやり取りにウンザリしている有権者は、きっと投票すると思う。結局、政治家が見た目だけ、扇動するだけのスタイルを良しとした原因・理由は、メディアの功罪も大きいんでしょうね。大きな声を出せば注目して貰える、耳障りの良いことを言えば取り上げて貰える、政府批判冴え口にすれば記事にして貰える、そんなことばかりやっているから、本当の政治何て出来ない人だけが目立つようになってきた気がする。

内閣不信任案を出して、衆議院解散されるのが恐いとか言う話も出ているけれど、正直その内閣不信任案の意味すら分からなくなってくる。だって、何度出しても否決されるのは仕方ないとして、その後の選挙でもずっと出した方が負け続けているんですからね。国民からの「不信任」を、彼らはどう受け止めているのか、一度聞いてみたい気もするけれど、聞くだけ無駄という気持ちの方が100倍強かったりする(笑)。

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