2019年6月25日

スポーツ羊羹

へぇー、こんなものがあるんだ、とビックリした「スポーツ羊羹」に関しての記事。私は甘いものは食べないので、羊羹なんてもう何年どころか何十年も口にしていないけれど、子供の頃は自宅にあって一番馴染みのある「甘味」だったことは事実。記事を読んで今にして思えば、確かに羊羹の食感っていうのは、最近のスポーツ補助ゼリーを少し固めにしたような感じと言っても、間違いでは無いしなぁ。

流石に「スポーツ羊羹」ともなると、昔のような四角い箱状に入った形状では無く、最近流行のチュルチュル見たいなパッケージになっているんですね。運動中だと、直ぐにエネルギーに変わる良質の糖分とか、ミネラル類を捕球でき、かつ消化が良い状態なら、そのベースが羊羹でもゼリーでもフルーツでも何でも良いのだろうけど、「羊羹」という食品の1種類を扱っている会社の責任者だから、自分作れば良いという発想は面白い。まぁ、甘みが強すぎると水分も欲しくなるから、味的には羊羹とは変えているんだろうけど、形状というか堅さとか滑らかさ等は羊羹の経験が生きているんでしょうね。

この会社が先駆けだと思ったら、記事の最後に書かれていてビックリしましたが、井村屋が先駆けなんですね。さらには、虎屋まで参入しているのか。となると、「一粒でエネルギー充填出来る、和菓子」とか出てきそう。そう言えば、少し前の番組で、豆を甘く煮つける食文化は日本以外では無いそうで、「餡子」というのは日本独自のものらしい。甘い味付けで摂食しやすく、かつ健康にも良い大豆食品でもあるわけだから、これを上手く組み合わせたら新しい健康食にも繋がるかも。

日本の伝統的な商売が厳しくなっていく状況はよく聞く話だけれど、そんな中でも数は少ないのだろうけど、こう言う企業も生まれてくるというのは一寸勇気づけられるかも。厳しくなる状況に変わりはないけれど、そう言う環境がこう言う新しい物を生み出すのも事実なんですよね。そこをいかにうまく生き残っていくのか。社会が豊かになるという事は、そう言う厳しさも含んでのことだと実感するなぁ。

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