2019年6月10日

那覇空港停電

昨日早朝に発生した、那覇空港の全館停電事故。早朝で一斉に館内の店舗や設備が稼働を始め、それで過電流状態となり保安装置が作動して、さらに間の悪いことにバックアップ電源も動作せずに結果的に全館停電になったようですが、なんでこの日は過電流状態になったのか、先ずその理由が分からない。これからの季節、もっとエアコンの利用も増えるだろうし、この時期よりもさらに使用電力は増えるはずで、大丈夫なんだろうか。想像するのは、今年国際線ターミナルと国内線ターミナルの接続部分が新規に開設されて、そこに入る店舗なども増えたから、それで全体の使用量を読み間違ったのかなと言う事。ただ、仮にそうであっても、バックアップまでトラブルで動作しないというのは安全対策上不味いですよねぇ。

この1時間余りの停電で、那覇空港ら石垣島への往復便が欠航になり、それ以外のフライトも20便ほどに影響が出たらしいけれど、日曜日の早朝、沖縄から自宅に戻る人も多いだろうし、なかなか大変事故ですよね。これが列車のターミナルなら、最悪停電があっても列車はその場で停車していれば良いけれど、飛行機はそうは行かない。多少の時間なら空中待機も可能だろうけど、何時恢復するか分からない状態だと、ダイバードで行き先変更するなり、その場での対応が必要になりますが、肝心の管制塔も停止していたんだろうか。まさに着陸しようとしていた機体が無かったのか、走だとしてもたまたま運が良かっただけの話しでしょうね。

結果的に停電が長引かずなんとか直ぐに回復して、欠航や遅れの便はでたけれど、墜落事故など最悪のケースは免れて、取りあえず良かったんですが、日本の幹線空港の一つとして脆弱さを露呈することになったわけで、その対応は早急に必要でしょう。特に、那覇空港は自衛隊も共用しているわけで、そう言えば自衛隊は問題無かったんだろうか。確かここの完成は自衛隊がに成っているはずだけれど、もしかしたら停電したときには臨時に通信設備とか設置して、管制機能を維持したんだろうか。個人的には、自分がよく使う空港の一つでもあるし、自分が利用していないときで良かったと思うけれど、まぁ同様のトラブルはどこでも遭遇する可能性はあるわけで、何かあったときには慌てず対応出来る心構えだけは持っていないと。

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