2019年5月28日

宮中晩餐会

今回のトランプ大統領訪日で色々な映像が流されるけれど、同時に天皇陛下・皇后陛下の「初仕事」と言っては失礼だけれど、対外的な外交に関するご公務が初公開される場にも鳴ったと言えるのでは。ある意味、皇室外交という一番重要なご公務のデビューだったわけで、良い事も悪い事も感じる場面だったように感じます。

良い事の一番の事は、やはり皇后陛下の雅子様の表情が、これまで以上に明るく感じる事。これまでも回復されている様子は色々伝えられているけれど、条件としても良くなったし、ある意味自分でやりたかった分野の仕事が増えてきて徐々に障害が無くなりつつある事は確かなのでは。メディアでは、以前の仕事である外交官時代や、その前の留学生時代に培った英語力がよく取り上げられているけれど、もしかしたら日本語で話をするよりも、英語でなら少しフランクにそして自分の考えなども遠慮なく言えるから、実は気が楽なのかもしれない。いずれにしても、今後の活動に向けて良いスタートに成ったように感じますね。

悪い点というか、これは仕方がないのだけれど、やはり天皇陛下の年齢が気になります。今年令和元年、これから30年令和時代が続くとしても、その時には天皇陛下は90歳ですよ、上皇陛下は50代で天皇になられて、そこから30年、80歳過ぎて譲位されたわけだけれど、同じようにするとしたら20年後。でも、その時には次の皇位継承権を得る悠仁様は30代初めなわけで、一寸早すぎる気がするし。何歳から何歳まで、あるいは何年間天皇陛下として国民の象徴としてのご公務を務めていただくのが良いかは言えないけれど、やはり40代後半位から30年位の在位期間というのが、その後上皇となられてご自分の時間をゆっくりと持たれる事も含めて考えると良いような気がしますね。

今回、公式外交デビューとなった宮中晩餐会の様子を見ていると、何となく皇室の未来、明るいものも暗いものも見えた気がします。そういう部分って、今回を良い機会にもっと真剣に考えないといけないんじゃないだろうか。実は、トランプ大統領訪日よりも、日本人にとっては真剣で重要な問題だったりする気がします。

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