2019年5月11日

肘掛け侵犯

かなり久し振りとなる「金曜日の新幹線シリーズ」。金曜日の横浜への新幹線通勤で、いつものように朝浜松駅から新幹線で新横浜まで移動。座席は、いつものようにエクスプレス予約で指定席を取っているので、問題無いのですが、今回は浜松で乗車したところ、隣の席で熟睡している男性サラリーマン氏が。年齢的には30代後半から40代前半くらいかな、ぐてっとした感じで、足は前の座席の下まで伸び、体は内側の私の席の方に少し倒れている様子。一声かけて内側の自分の席に入ろうとしたんですが、耳にワイヤレスイヤホンをしているので、仕方がないので跨いで奥の席に。で、座ろうと思ったときに発見。この男性氏、左手を中央の肘掛けに於いていますが、肘の部分が大きくこちらに侵入している。

とは言っても座れないのも困るので、そのままわざと肘をぐいっと押し込む監視で体を入れて座席に座ると、流石に目が覚めて少し体の体勢を変えてくれましたが、それでも左手の半分くらいがこちら側にはみ出ていて、体に当たります。仕方がないので体を動かして押し返すんだけれど、多少は良くなったんですが、それでも相手の左肘がこちらの右脇腹当たりに当たる感触は消えません。仕方がないので、体を少し戻して前屈み気味で座ることで少しいなしてながら、朝食のスタバのサンドイッチとコーヒーを食べる状態に。

正直このまま新横浜まで行くのは辛いなぁと思ったんですが、幸いにもこの男性氏静岡で下車してくれたので、20分程の我慢で済みましたが、もう少し車内マナーというか常識は働かせて欲しいところです。時々いるんですよね、最初となりがあいているとそっちまで自分の席と思って使っていて、いざその席に人が来てもそのまま占有する奴。以前は、それなりにちゃんとしたスーツ姿のご老人が、私が座るときまでは新聞を左右に広げて読んでいたんですが、私が横に座ってもこっちに手を広げて目の前で新聞紙を「シャカシャカ」言わせながら紙面を読んでいる。隣に人が来たんだから、半分に折って読めよと心の中で叫んでいたけれど、同じように通路側に手を出して広げて読んでいる人も時々見られて、ああいう所に常識みたいなものが垣間見える気がします。

静岡で、肘掛け侵犯の男性が降りてホッとしたのも束の間、静岡から別の男性が隣に座り、今度はどんな属性の人だろうと横目で観察したところ、この人はハードカバーの本を持参していて、それを読み始めます。ちゃんと座席の境界線を護ってくれる人で、今度は安心(笑)。ある意味社会の縮図みたいな感じになる新幹線車内ですが、だからこそ一寸した気遣いが嬉しく感じることもあるなぁ。まぁ、他山の石。自分が他人からそう見られないように、自分自身が注意しないと。

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