2019年5月26日

旭日旗

最近韓国が「戦犯旗」としてやり玉に挙げている「旭日旗」。それに対して、外務省・防衛省がHPで旭日旗を紹介するページを公開したところ、案の定韓国から反発が。確かに、以前から旧日本軍が使用していた旭日旗に対しての反発は韓国にあったけれど、今のようになったのはサッカーの試合で韓国人選手が政治的パフォーマンスの理由として、スタンドで旭日旗が振られていたからと行ったときから。あの時から一気に旭日旗を反日運動に使用する事のお墨付きがついたと言って良いのでは。

韓国の戦略として一つ間違ったなと思うのは、本来の「旭日旗」だけ批判すればまだその主張も分からないでは無いのに、旭日旗以外の放射線状のデザイン全てを「敵」と見なして、批判撤回させるところまで、自らエスカレートしていること。それによって、本来の「旭日旗」ではなく、それに類する物全てがおかしいという主張になるわけで、それによって本来彼らが必要であろう旭日旗本体にしての主張も力を弱めることになると思うんですよね。元々は、「日章旗(日の丸)」をやり玉に挙げたいだろうけれど、流石に国旗をその様に扱うことは不味いと理解するくらいはあるわけで、そこでタイミング良く日章旗がクローズアップされる事件があり、一気に盛り上がったように思います。

それに業を煮やしたのかどうか分からないけれど、外務省防衛省がそれぞれ説明するページを作ったけれど、正直「作りました」という言い訳の為だけのようなページ構成。特に外務省は、本文はPDFなわけで、それをリンクしているだけ。防衛省も、トップページからそれぞれのページに移動するようになっていて分かりづらい。少なくとも最初にアクセスしたページにサマリーというか、主張するべき事をまとめて記載するべきで、そこから「詳しくはこちら」と誘導するべき。さらに、SNSでは特にそれらのページの告知はしていないというわけで、結局は日本国内と韓国との間だけの話に矮小化されている。言うべき事は二つだけで、旭日旗及びそれに類似した放射線状のデザインは100年以上前から使われているもので、少なくとも2000年代までは韓国でも問題視されていなかったし、旭日旗を掲揚した自衛隊艦の寄稿も問題無かった。それが2011年にサッカー選手が取り上げたことが切っ掛けとなり、韓国側が騒ぎ出したもので、多分に政治的な利用をしているのは韓国側である、と。

先日の外相会議では、所謂徴用工問題等も含めて、互いに意見を言うだけで前進は無かったけれど、このまま冷たい対応が続いてもいいんじゃ無いだろうか。来月のG20でも、日韓首脳会談はしなくてもいいんじゃないの。今のままでは、外相会談と同じで、向こうは向こうの主張を繰り返して「日本の対応を求む」と言うだけだろうし。結局韓国は、反日を利用して国内安定を得るという昔から繰り返してきた手法が、どんどん過激化してきて段々とコントロールする事が出来なくなり、それ故にさらに過激なことを主張しないと収拾が付かない状態に膨張している。結局は、このまま膨らみ続けて、何処かで暴発するんじゃ無いだろうか。それそれで、自らが選択した結果ではあるんですが、その場合も日本には迷惑掛けないようして欲しいな。まぁ、そうなったらそうで「日本の責任だ」と言うだろうし。

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