2019年5月23日

姓と名の順番

日本人の名前を、ローマ字で書く場合は、これまでは習慣的に英語での順番"First/Given Name(=名)"が先"Last/Family Name(=姓)"が後という語順を使用してきた物を、日本語の順番通り"Last Name - First Name"を使用して欲しいと政府が要望したという話。パスポートは日本語順の表記だし、でもクレジットカードは英語順の表記。あと、テレビでは2000年前後くらいから、英語教科書の表記も日本語順にするように通達がでているそうで、実は結構前からある話。

確かに、自分達は盲目的に英語で書く時には、彼方の方式に沿って姓名をひっくり返して記載します。でも、例えばアメリカの場合等でも、日本語順のように「姓名」の順番で書く場合があり、その場合は、姓を大文字で書き、最後にコンマを入れるんですよね。これなら語順が変わっていても「Last Name - First Name」と書かれていることが姓名無しでアメリカ人にも理解して貰えます。例えば「鈴木一郎」なら、

  • Ichiroh Suzuki
  • Ichiroh SUZUKI (Last Nameを強調)
  • SUZUKI, Ichiroh (Last Name, First Name)
等の書き方があるわけで、何れの場合も姓(Last Name)が"Suzuki"と言う事は直ぐに理解されます。30年位前、アメリカの開発チームと日本語の仕事をしていたとき、彼らは日本語では姓名の順番が逆になるということは有る程度理解しているものの、文章等に"Ichiroh Suzuki"とかいきなりでてくると、それがかえって仇になり「どっちが名前でどっちが姓名なんだ」と混乱する場合が結構ありました。こんな時は、"Suzuki"を"SUZUKI"と大文字で書くだけで有る程度混乱を防げました。だから、書く場合であれば書き方次第で順番を入れ替えてもそんなに混乱しないとは思うのだけれど。

テレビのニュースで行っていたけれど、中国の習近平氏や韓国の文在寅氏等は、そのまま「姓名」の順番で英語かされているんですね。でも、それはその組織の広報なり外務省なりがそう配信しているからなのでは。一般の人は、アメリカに来ればアメリカ式に姓名をひっくり返して使っているし。個人的には、郷に入ったら郷に従えで、英語で話しをするときには向こうのフォーマットで話せば良いし(その方が誤解が減るから)。大体フルネームで相手を呼ぶ場合なんて、最初の時くらいで、後は殆どがニックネームかFirst Nameで呼び合うわけで、実際にはそんなに不便じゃ無いと思う。それに、今回のケースは、安倍総理など対外的に公式に発信するときに、これまでとは逆に日本語順に記載すると行っているわけだから、別に一般人がついづいする必要は無いだろうし、発信するときに暫く注釈を入れていき慣れたら外せば良いだけのことだとお思う。それに、公の配信がそう言うことをすることで、海外の人に「日本人は正しくは姓が先で名が後」という事が基礎知識として根付けば、それはそれでいい啓蒙活動だと思うし。これまではこちらがあちらに合わせてきたわけだけれど、今後はお互いに配慮する、って言うことだけの話のようなきがする。

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