2019年5月14日

日本重視

タイ国際航空(TG)のインタビュー記事。TGに取って、日本路線は文字通りのドル箱路線、屋台骨なんですねぇ。TGというと、以前A380に乗りたくて利用したこともあったし、最近は一寸違いますが数年前だとバンコク経由のシンガポール行きとか結構安くて、場合によってはファーストクラスでも手が届くことがあり、何度か利用したことがありました。個人的に好き好きはあると思いますが、私個人的には食事にしても無いようにしても好印象を持っているので、機会があれば再度利用してみたいなと思っているキャリアーの一つ。

ちょっとビックリしたのは、成田-バンコクは一日4便も飛んでいるんですね。それに羽田便も一日2便。さらに、セントレアも一日2便で、新千歳も週に10便。合計で、週80便以上、一日にすると毎日日本から10便以上飛んでいる計算になります。そんなに需用があるのかなぁ。バンコクのスワンナプーム空港も大きな空港で、シンガポールのチャンギ空港同様、オセアニア方面への乗り継ぎには便利ですよね。

記事によれば、今後は仙台とか広島空の就航を目指したいとのことですが、静岡には... 来てくれないだろうなぁ。羽田があるし、仮に羽田が一杯で代替空港を見つけるとしたら、先ずはセントレアを考えるだろうし。仙台のように、羽田と新地との間とか、広島のように関空と福岡の間とか、そういう地勢的な優位性が無いと厳しいですよね。幾ら富士山の足下と言う立地であっても、需要喚起には繋がらないですしねぇ。昔、今の川勝知事が静岡空港の真下を通過する東海道真価戦に空港新駅を増設して、空港から直接新幹線利用が出来るようにしようと言っていたことがありましたが、仮にそれが実現しても今の静岡空港を積極的に利用しようと思う乗客は少ないだろうなあ...  利便性も大切ですが、地勢的なものが重要ですよね。

TGも含めて、FSC (Full Service Carrier)はLCCとの競争も厳しいわけですが、バンコクやシンガポールなどフライト時間が6~7時間位だと、LCCでは厳しいし、FSCだと料金がというエリアだと思うんですよね。それもあって、一時期TGの料金が安くなったこともあるんだろうけど。そういう意味では、個人的には東南アジアのLCCが頑張ってFSCの料金が下がるのは良いことかも(笑)。

0 件のコメント:

コメントを投稿