2019年5月12日

1GB =< 10円

週末の秋葉原情報から、SSDの単価が1GB当たり10円を切るかもという話。ちょっとピント来ないけれど、1TB SSDが1万円、512GB SSDが5,000円と考えると、一寸あっけにとられる価格。もっとも、この「SSD」と言うのは、2.5インチケースの物で、最近のノートパソコンで多用されているようなM.2タイプのSSDは、その倍はするみたい。それでも、1TB M.2が2万円だったら、個人的には速攻で購入するかも(笑)。

3.5インチHDDだと、今4TBが1万円を切っていて、これも時の流れを感じるけれど、SSDの場合HDDの数倍というのが常識。HDDも価格が下がっているからその傾向は勿論変わらないのだけれど、薄型ノートブックにM.2で1TBを入れることに抵抗なくなってきたのは多いですよね。ノートブックにSSDが入り出した頃、32GBとか64GB何て言うのが標準で、128GBというと「大きいなぁ」と思ったものだけれど、今の自分のオフィスマシンでは512GBを入れていて、もう手狭になっているし(笑)。

容量の点ではHDDの優位性はまだ動かないけれど、コスト的にはもうSSDは高いという意識は無くなってきたように本当に感じます。私も、今使っているモデルは2.5インチHDDも入るタイプだけれど、HDDを入れたいという気はもう微塵も無くなりました。自宅のデスクトップ機だって、起動用ドライブはM.2のSSDで、データ保存用のドライブにはHDDを使っているけれど、これも可能ならSSD化したいくらい(笑)。デスクトップ機でも、その起動速度の速さはありがたいけれど、ノートブック機では移動中も使うことを考えると、もうHDDには戻れない。SSDの安定性高速性は、代え難い物があります。

さらに言えば、SSDとHDDでは価格を考えると容量的にSSDは不利だったけれど、最近はWAN(4G)ネットワークスピードも早くなったから、以前ほど何でもかんでもローカルにファイルを持たないといけないと言う意識が薄らいできました。VPN経由で会社のファイルにもアクセス出来るし、そもそも会社のファイル群はMicrosoftのSharePointで共有するようにルール付けされているから、結局そこにアクセス出来ないと今のスタイルでの仕事は進まないし。そういう意味で、ネットワークの常設化がSSD利用を加速させて、それ故に価格低下にも繋がっていると思う。パーツ単体で劇的に価格が下がる、システムが発達するというよりは、やはり全体的な革新の積み重ねが、価格も含めたシステムの発達を促すという事なんでしょうね。

0 件のコメント:

コメントを投稿