5月1日から始まる新元号は「令和(れいわ)」に決定。最初に菅官房長官の「新元号は"れいわ"です」と聞いた時に、「なんか横文字っぽいなぁ」と感じたのは私だけ? どうしても、ラ行の音って外来語というか、まず「カタカナ」で響くんですよね(笑)。次に思ったのは、ローマ字表記はどっちなんだという事。つまり「Reiwa or Leiwa」どっちなの? で、調べてみたら、そもそもラ行の表記関しては、ヘボン式でも訓令式でも「RA, RI, RU, RE, RO」なので、これは"R"で問題無し。ただ、発音としては「れいわ」は「れーわ」と別れそう。あと、アクセントの位置ですよね。多分正解はアクセント無しのフラットで「れいわ」でしょうけど、「れいわ」「れいわ」の2パターンは出そうだなぁ。
で、"R"で閃いたんですが、「令和元年=1年」ですから、これを略すると「R-1」。をぃをぃ、R-1グランプリと被るじゃん、と思ったんですが、今年(=R-1年)はもう終わっているから、次は来年の3月(?)開催で、その時には「令和2年」になっているから「R-2」。そこまで被らないことを想定して決めていたら、それは神かもしれない(笑)。でも、"R-なんちゃら"っていう商品や名称ってそこそこ有りますよね。R-1グランプリもそうだけれど、お惣菜の「R F1」とか「R&R(ロールスロイス)」。「R2-D2」もあるなぁ...
「令和」の「令」の字ですが、「冷・玲・怜・伶」と辺が付くパターンは色々あって、こっちと「和」との組合せだと、会社名や人名でありそう。流石に、前回の「平成」の様に地名で被ることは今回は無さそうですが、ちょっと思ったのが、中国当たりならどこか地方の名前であるんじゃ無いかという気が。いゃいゃ、あの国のことだから、今作ったりして(笑)。ただ、「れい」という響きはそんなに悪い印象じゃ無いですよね。外国人の名前で「レイ」という響きもよく聞くし、そう言う意味では、同じ名称は極々僅かであっても、その響きは結構耳慣れたものになるんじゃ無いだろうか。あと、「昭和」に続いて「和」という文字が入ったのも、国民の半分以上は「昭和」の時代を知っているから、そう言う意味でも親和性が高い気がする。
お昼のテレビでは、言語学者とか日本史に詳しい人達が解説をしていたけれど、万葉集から選ばれたというのはかなり意外だったようですね。ただ、総理の説明で、身分関係無く色々な人達の歌集から選ばれたと言う事で納得している人が殆どで、そう言う意味では別に中国の書籍から選ぶ選ばないと言う次元を超えた納得の理由じゃ無いだろうか。まぁ、出典にしても、最終的な言葉にしても、あるいは公開方法など、ほとんどすべてにおいてよい意味で期待や疑いを裏切って、だれもが予想できなかっただけに、結果として納得せざるを得ないという状態にしたのは、それが意図したものなのか幸運が続いただけなのかわからないけれど、「成功」と言っていいですよね。午後のテレビでは、さっそく「同じ漢字だけれど読み方が違う人」とか探し出して出演させていて、なんか日本中が宝探し状態だけれど、それだけ年号が身近と言っていいのか、その程度の小見も若かなくなってきたというべきか。ただ、少なくとも昭和から平成への遷移は、昭和天皇の崩御という最大の不幸の中で進んだわけで、それと比べると今回はみんなに愛されて望まれて一つの時代から新しい時代につながる瞬間を共有しているわけで、個人的にはこちらのほうがやはり好ましい気がしますね。というか、天皇陛下、皇后様には、「隠居」という言葉が相応しいかわからないけれど、ゆっくりと時間を過ごしてほしい。地位や立場があるだろうけど、80歳を過ぎた人にいつまでもそれを押し付けるのはどうかと思うわけですし。それがお二人の幸せであり、我々にとっても幸いであることを祈りたいです。
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