2019年4月8日

選挙の週末

この週末は全国的に選挙の週末。浜松市の市長選挙は、四選を掛けた鈴木康友さんが、投票終了とほぼ同時に当確が出るくらい安定の戦い方で当選。一方、川勝県知事と色々あった静岡市長選の田辺信宏さんは、接戦だったので結構時計が回ってからやっと当確が出て、こちらは大変だっただろうなぁと想像。

浜松市の場合は、行政区再編の賛否を問う住民投票も同時に行われて、こちらは市長が押す「三区案賛成」と「三区案反対、区再編に反対」の一騎打ちになり、132,249票vs158,629票で、後者の区再編に反対が住民投票では勝った形に。「三区案に反対、区再編に賛成」か31,722票入っているので、区再編に賛成・反対が二分している感じでしょうか。

私も、行政の効率化という事で現行の区割りを見直して整理する事自体には反対しないけれど、今回の「三区案」って、結果的に旧浜松市に当たるA区、旧浜北市に当たるB区、それ以外の山間部のC区、という凄く歪な区割りなのが問題なンじゃ無いかと思うんですよね。人口比では、A区が突出しているし、面積ではC区が浜松の半分を占めているけれど人口は最小。一番効率的なのは、旧浜北市のB区なのかなぁという印象。まぁ、A区はやはり人口や経済的に大きいから、ここは2分割、あるいは3分割するべきではないかなぁ。

問題なのは、C区ですよね。人口の減少するなか、広い地域をカバーしないといけない。さらには林業とか、なかなか効率化が難しい産業基盤を無くすわけにも行かず、上手く利用しないといけない。そう言う意味では、A区やB区をとことん効率化して、その余剰リソースをC区に振り分けるみたいなことをやらないと駄目だろうなぁ。何れにして、区割り再編は、もう一度考え直さないといけなくなったわけで、鈴木市長としてはも難しいでしょうね。大阪は「都構想」が支持された形で、でも反対票もそれなりに多かったから慎重に進めないといけないけれど、浜松の区再編はさらに慎重に進めないといけない感じですね。

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