かねてから話し合いが行われていた、国民民主党と自由党の合併協議。喧々諤々の話し合いが未明まで続いて、やっと国民民主党に自由党の山本太郎議員以外が合流することで合意。合併合意書に、玉木・小沢、両代表がサインしたようですね。何か驚きも期待も無い「単なる数合わせ、政党助成金目当て」としか思えないような組合せ(マテ)。
両党の議員数を合わせると、衆議院40人、参議院24人で、合計64人なり、野党第一党の立憲民主党(79人)に次ぐ、野党第二党になるらしいけれど、ここから自由党との合流に反対する議員が数名離脱するとのことなので、実際は60人位だろうか。
国民民主党代表の玉木氏は、最近はtwitter何かでも、結構まともなことを呟くようになり、一寸見直しつつあったんだけれど、これで小沢氏の影響を受けて、立憲民主党張りに「自公に反対、何でも反対」に戻りそうな気がするんだけれど...
基本的には、国民の代表たる議員が構成する「政党」やその活動は、選挙という国民の信託を経てから実行するべきだとは思うけれど、だからといって、毎月どころか毎年選挙をするわけにもいかず、そこは政党活動の一環として、こう言う合流や逆に分離することも「あり」と思わないといけない。ただ、余りにその意図が見え見えな場合には、反発しか生まれないけれど。今回の合流は、ぎりぎり「有りかな」とは思うけれど、その前の自由党が「山本太郎と仲間達(略)」になった時には、もう政党維持のために無理にでも議員数をかき集めるためと見え見えだったわけで、そう言うのって何とかなら無いのだろうか。
これまでの「野党共闘」では、共産党と立憲民主党が中心になって、そこにそれ以外の野党がまとわりつく感じにだったけれど、今後は国民民主党の立場も大きくなるのだろうか。と言うか、これまでの野党共闘で、結構共産党に嫌気がさした「無党派層」も多いだろうし、立憲民主党にしても、野党第一党ではあるけれど、結局は昔の民進党同様「言うだけ言って、何もやらない野党」という事が、これも認識されだして、結局は、消極的支持で与党支持が維持されていく構図は変わらないんでしょうね。
国民民主党が、本当に健全な野党をまずは目ざし、将来的に二大政党の一翼を担うつもりでいるならば、個人的には自由等では無く、日本維新の会との協業あるいは合同を目指すべきだと思うんだけれどなぁ。何か、わざわざ火中の栗を拾いに言ったようにしか思えない。
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