色々な意味で揺れる韓国航空業界。ナショナルフラッグの大韓航空が、会長、社長などの家族の振る舞いで辞任騒ぎになる中、もう一つの大手アシアナ航空はそんなに話題に上ることも無かったんですが、ここに来て所属財閥の経済的危機から売却されるというニュースにビックリ。
同じスタアラ加盟航空会社という事も有るし、以前は仁川経由で安いチケットも結構出回っていたりしたので、何度か利用した事がありますが、JALの破綻後ANAが伸びたように、大韓航空亡き後はアシアナだ(笑)と思っていたのに、そうは行かなかったようですね。
気になる売却先は政府系の銀行とのことで、事実上国営企業になるらしい。となると、サービスの質とか変わるんだろうか。スタアラ脱退と言う事は無いと思うけれど、参加のLCCの統廃合とか経営の効率化は進められるかも。あと、韓国の航空会社の場合は、日本の地方空港から乗客を吸い上げて仁川へ運んで、そこから安価に欧米とか東南アジア路線へ繋ぐルートが鉄板ですが、その地方空港就航先も、もしかしたら影響を受けるのかも。地元静岡空港にも、傘下のエアソウルが週3便飛ばしているけれど、影響はあるだろうか。
まぁ、自分の会社の不振でこうなるならまだしも、親会社というか財閥会社の都合で売却されてしまうアシアナ側もいい迷惑なのか。あるいは、これを契機として航空会社として飛躍するのだろうか。正直なところ、将来的に先ず利用する機会は無いかもしれないけれど、スタアラ加盟キャリアーとして頑張って欲しい気はします。
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