昨日たまたまテレビを見ていたら、このニュースが放送されて私もビックリした、DAZNへの今シーズンからの巨人戦の配信開始。記事にもあるように、昨年から始まったDAZNのNPBの全試合配信だけれど、巨人を除く11球団の配信になったのは、色々大人の事情があったことは知られていること。ただ、野球ファン、巨人ファンを増やすには、特に若者層が利用するだろうこういったネット配信を利用することは必須でしょうから、巨人としても記事にあるように破格の譲歩はあったにしても、結構思い切ったことをしたなぁと言うのが個人的印象。一方で、去年は参加していた広島とヤクルトが今年は参加しないと言うも面白い。広島は、かなり地域性の強いチームであるから、まだ分からないでも無いけれど、ヤクルトはどういう事情だろうか。ヤクルトの場合、フジテレビと関係があるからそっちの理由だろうか。
DAZNと言えば、Jリーグと10年2100億円という、破格の内容の契約を2017年に結んで話題になったけれど、日本の場合はなんと言ってもプロ野球が最大のスポーツコンテンツであることは間違いなく、その中でも昔ほどでは無いけれど巨人戦は「人クラス違う」コンテンツであることも事実。そこを落としたことは大きいけれど、問題は以前のように巨人が優勝争いに最後まで絡んで、コンテンツバリューが上げられるかどうかでしょうね。Bクラスで戦うようでは、DAZNとしても当てが外れることになるだろうし。
DAZN配信と言えども、「G+」のロゴを表示するという事は、現場での撮影は日テレがやるんでしょうね。となれば、日本テレビ、読売新聞、巨人としても、これまでと変わることは無く帰って配信範囲が広がることで訴求力は高くなるのかも。課題は、単に配信コンテンツを増やすだけで利益がアップ出来るわけでは無いだろうDAZNが、記事にもあるようにそこからの二次利用と言うか二次ビジネスを同展回するのか、と言う事かも。英国のブックメーカーのような事を日本でやるというのは無理があるだろうし、かといって単に貰った映像を配信するだけではどうかと思うし。
いずれにしても、ネット配信すらままならないフットボールレイヤーとしては、羨ましい限り。昨年は、幾つかのネット配信サービスと提携したのか、かなり試合もカバーされていて、それはそれで頑張っている感を感じるんですが、今年はもっと安定してかつ全ての試合を網羅するような事を考えて欲しいですよね。選手が逮捕されてお蔵入りになってしまったような試合は例外としても、全ての試合がリアルタイム配信されて、それがちゃんとYouTubeとかでアーカイブされていくことが重要だと思う。DAZNさん、Xリーグにも目を向けてくれないだろうか(笑)。
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