- 別に麻生氏自身が「札幌は奥地だ」と言ったわけでは無く、現地の人の話の引用として言った
- 「奥地」という言い方は、函館など道南では道北を指す言葉として使われている
- 実際数年前に、函館と札幌のライバル感を記事にしたものがあり、そこでも「奥地」と言われている
- 北海道の方言辞典にも「奥地」は掲載されている
この発言に噛みついたのが、札幌を地盤とする野党議員というのも、何となくわかりやすい構図というか。札幌の人は、自分達が他所から「奥地」と呼ばれていることは知らないのかもしれないけれど、立場としては北海道全体を見るべき議員なんだろうから、そう言う意味では逆にこの野党議員の方に「そんなことも知らないのか」と言われる方が大きいと思うのだけれど。仮に、「奥地」ではなく「僻地」とでも言ったのであれば、それは批判するべきとは思うけれど。いずれにしても、その内容では無く、言葉尻を捉えて相手を批判できれば良いという、非生産性以前の理由で貴重な時間を浪費するのは止めて欲しい。例えば、「札幌は慎ましい街なので、奥地でひっそりとしていますが、良い街ですよ」みたいな切り返しする位の余裕は欲しいですよねぇ。
この発言をした場所は、衆議院予算委員会での北海道新幹線の札幌延伸についての時らしい。となると、本来議論されるべきは、延伸スケジュールとか札幌新幹線駅の設置とか、経済効果とか、幾らでもあるはず。僧衣海のある質問を一つでもしていけば、多少は野党に対しての印象も変わると思うのだけれど、相も変わらず感情的な部分というか、それしか出来ないというのか、時間の無駄だなぁという印象しか受けない話がまた一つ。
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