KG(関西学院大学)の鳥内秀晃監督が、今季2019年シーズンを最後に勇退する予定と言う記事。1992年に監督に就任をして、今季2019年シーズンまでで28シーズンKG Fightersの監督を務めたのかぁ。KG最長という事は、武田健元監督よりも長いのかぁ。自分の世代は、「西の武田、東の篠竹」という時代でしたからねぇ。
後任に関しては、今シーズン中に決定するという事だけれど、大村アシスタントヘッドコーチが本命視されているらしい。当然、今シーズンのチームとしては、鳥内監督勇退の花道を飾るために、リーグ戦優勝、甲子園ボウル優勝、ライスボウル優勝を目指すだろうけど、どうなるだろうか。同じKGの試合とは言え、今シーズンの試合がやはりひと味違ってくることだけは確かでしょうね。
アメリカのカレッジフットボールだと、好成績を上げ続けるために、結構頻繁にヘッドコーチや監督を交替させる大学もあるけれど、向こうも「名物コーチ、名物監督」として何十年もそのチームの面倒を見る人も少なくない。シーズンの成績もそうだろうけど、やはりその人の人柄とか生徒からの信頼とか、さらにはOB/OGからの信頼とか、まぁ「普通のと人」ではこれだけ長くは続けられないでしょうね。
昨シーズンは日大の内田前監督が「有名」になってしまったけれど、やはり強豪チームには名物監督がいるもの。一方で、そう言う「変わらない」組織故に不祥事が発生することもあるわけで、そう言う意味では適度なタイミングでの新陳代謝はやはり必要だろうなぁと感じますね。その監督、その組織で常勝出来ていると、なかなかその組織にメスを入れるのは難しいのだけれど、あえてリセットする覚悟でさらに上を目指す改革を恐れてはいけないでしょうね。関学も、今シーズン、そして新体制になる来シーズンは試練のシーズンになるんだろうなぁ。でも、やはり頑張って欲しい。単に強いチームというだけでなく、あえて新しい道を開拓していくチームとして。
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