2019年2月7日

外国人献金

立憲民主党の辻元清美議員の、外国籍弁護士からの献金問題。ご本人は「早く訂正出来て良かった」で終わりにしたいらしいけれど、これまでの彼女の言動を見聞きしていると、それで終わりではおかしいでしょう。「説明責任」も果たしていないし、「真っ当な政治活動」と言えるのだろうか、と誰もが思うだろうなぁ。

ところで、元々の夕刊フジの記事の中では、弁護士側の発言として、
「政治資金規正法に抵触するとの認識はなかった」
とあるけれど、仮にも弁護士がそんなことも知らないのだろうか。そこが一番目の疑問。そして、その後の辻元氏側からの発言の中で、
 「外国籍からの献金は受け取れないので、別の会計処理をさせてください」
 と書かれているけれど「別の会計処理」って何だろうか。寄付行為は駄目だから、別の形でお金を受け取ると言う事ですよね? それって、本来認められている寄付行為以外の方法でお金を集めたという、より悪い行為じゃ無いのか? 仮に、そう言う方法があるなら、これまでもそう言うことをやっていた議員が、彼女以外にもいるだろうし、それも含めて妥当性を検証する必要があるのでは。そう言う意味で、少なくとも彼女はその処理方法に関しては説明する責任があると思うのだけれど。

野党が与党を攻撃するのは、程度はあるけれど、まぁそれが野党の仕事だから仕方が無い。でも、民主党政権以降前から現在までの与党時代も含めた今の野党勢の仕事は、正直「仕事をしている」というよりかは「仕事を放棄」しているようにしか見えない。あるいは、今回のように「言っていることと、やっていることが違う」事ばかりにも見える。人には辞任を要求するくせに、自分は問題無いと言ってしまうのは、やはりダブルスタンダードと言われても仕方ないのでは。勿論、程度にも寄るとは思うけれど、自分が同じ立場になったので振れば、少なくとも彼女たちがこれまで他人に要求してきたこと以上のことをするべきじゃ無いだろうか。それが「けじめ」でもあるし「真っ当なこと」でもあると思うんですけどね。

まぁ、今に始まったことでは無いし、これ以外にも言行不一致な事なんて幾らでもあったから驚きはしないけれど、結局そう言うことの積み重ねが今の野党不信というか野党無視の状態に繋がっているわけだし、それはそのまま民主党時代の記憶がいつまでたっても払拭されない最大の理由だと思う。

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