2019年2月13日

悪夢の続き

安倍総理の「悪夢のような民主党時代」発言が、まだその波紋が収まらずに、「ならば、もう一度悪夢を見させてやろう」と悪夢政治を認めてしまう、某野党党首も(笑)。安倍総理の発言場面を何度か映像で見ましたが、「悪夢」だったのは当時与党政権の座を追われた「自民党」が見たというのは、その後の3年余りが国民にとっての「悪夢」なのか、ちょっと判断出来ないけれど、個人的には後者の意味なのかなと。

というのは、その3年余りの与党時代、自民党としては野党としてそれまでの与党の立場を反省して、いろいろとそれなりに準備なり勉強をしていたから、与党に返り咲いたときにも直ぐに対応する事が出来た。それに、記憶している限りでは、野党時代の反省を忘れず見たいな事を、当時安倍総理が何度か口にしていたようにも記憶しています。つまり、野党転落する前の与党時代の自分達反省し、野党時代にはそれに対しての対策や反省も示し、さらに与党に返り咲いてからも、当時の事関してはそれなりに真摯に対応している気がします。

方や元民主党は、まずは自分達の利権のために党が分裂して、分裂後も内紛みたいなことをやっているし、さらには自らが決めた「使用費税増税」とか「普天間移転」とかを、何の説明もまく反転させて、責任を与党におっかぶせて知らん顔。だから、「二大政党制」と言いつつも、事項の太極となるもう一つの「政党」が生まれてこないし、国民にしても今の野党達が仮に統一されても、それに類する存在になるとは全く期待していない。だからこそ、政党支持率は一向に上昇する気配は無いし、正直一部の熱狂的な支持者を除けば、早くも覚めた目で見られているんじゃ無いだろうか。そのくせ、どうでも良いような事象に対しては、お得意の「なんちゃら、合同調査プロジェクトチーム」は直ぐに作って現地に行って引っかき回して、それで終わって結果なり結論なんて出してこないし。

仮に自分が野党の立場であったら、先ずは政権を取る前数年くらいの活動や発言から、最終的に政権を失った後くらいまで、自分達が何を言い何を決め何を実行したか、そのリストを作ります。勿論、良いことばかりでは無く悪いこと、本当は言いたくないことも含めてね。その中で、明らかに自分達に責任があるものに関しては、それを反省して謝罪して、そうならないためには次はどうしたら良いかの提案・要望をまとめて、それを更に精査して、今必要な事は何なのか、それは過去の失敗からどうしたら実現可能なのか、そういう「プラン」をまずは作ると思いますね。それは、個々には責任者なりは居たんだろうけど、一旦そう言うことは忘れて、犯人捜しでは無く原因と対策と言うものを先ずは準備して、それを元に与党と妥協できることは妥協すれば良いし、絶対に反対したいなら反対すれば良いだけの話し。反原発を謳うのは良いけれど、それならそれで恰も再生エネルギーが全てを解決する魔法のエネルギーみたいな事は言わずに、その限界と制限や技術的な困難さもしっかり伝えて、その上でどうしたら良いのかという提案が出来ないとね。本当に政権交代したいのであれば、自公と同等でも駄目なわけで、相手を常に上回る実績と行動を示さないと駄目。単に相手を貶めることだけいっているのは、何もやっていないのと同じ。それが、野党が気が付いていない悪夢何でしょうね。

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