2019年選挙イヤーに突入して、野党側はお家芸の与党批判を展開しつつも、少しでも有利になるように選挙協力を画策したり、逆に牽制したりと丁々発止の場面が段々と始まりつつある感じ。で、小沢氏率いる自由党と、玉木氏率いる国民民主党が統一会派を作る事に合意したらしいけれど、何だかなぁ、やっつけ感満載の話に聞こえる。さらには、地元静岡でそれなりに力のある細野氏が、自民党入党を画策しているらしいけれど、あの辺りは自民党議員と毎回接戦が展開されていて、いつも比例復活している場所だから大変だろうなぁ。
野党が与党を批判する、牽制する、厳しく対応することは良いのだけれど、どの発言を聞いても彼らの行っていることは単に「安倍さん嫌い」という事だけで、その中身が全然感じられない。経済にしても、外交にしても、社会保障にしても、的確に批判するなり提案をすれば、ちゃんと国民は見ているのに、周りにいる「市民」の事しか考えないから、少数の熱烈な賛意は生まれても、多数の支持は生まれない。と言うか、毎回毎回、安倍政権スタート以来7年近くも同じ事を繰り返してい、それなのに結果は一向に出ず、毎回の選挙では負け続けている体たらく。それでも、流石に安倍政権も長期政権となり、国民の側ももう少し何か変化が欲しいと言う気持ちが生まれていることも確かだし、未だ「実感がない」と言われてしまう経済対策に関しても、何か大きな事をやらないと次の衆議院補選や参議院選挙は厳しそう。
凄く思うのは、特定野党の皆さんは、共産党とすら共闘可能なのであれば、与党との協力体制くらいは作れるだろうし、そうやって社会に対してより良い政策や法案を提案していくことを続ければ、もっと国民の見る目も変わってくると思うんですけどね。ここまでの7年、野党が反対理由に挙げていた、何々が出来なくなる、何々が規制される、何々が強制される、みたいな事が一つでも現実になったんだろうか。言うときだけ威勢良く強硬に主張するけれど、言いっぱなしの出しっぱなしで、後からの反省もないし、訂正もない。少しでもそう言うことをやれば、次の意見は以前よりも現実味を増していくような気もするんだけれど、毎回毎回壊れたオルゴールのように同じ事を繰り返して一年過ごしているんだから、良い身分だなといつも感じてしまう。
旧民主党が、政権を追われて分裂して、そこから何か生まれるかと多少は期待したものの、結局はまた元の烏合の衆に戻りつつあることを、多くの国民は呆れているんじゃないだろうか。流石に今回は、その流れから離れて与党回ったり、別の集団を作るケースもあるみたいだけれど、何かそっちの方がまともに見えてきた(笑)。さて、通常国会も始まりますが、野党側は今回はどれくらい「休暇」を取るのか、それをしっかり見てみたい。
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