2019年1月6日

Marriottのデータ漏洩

昨年のSPGに続いて、Marriottも顧客データが漏洩していたという問題。今、SPGやMarriottのサイトにアクセスすると、この問題への説明サイトへのリンクが表示されますが、取りあえず日本はセーフなのかその影響の対象外みたい。一説には、中国のサイバー攻撃が原因とも言われているけれど、その真偽は不明。ただ、最近この手の大量のデータ漏洩問題が発生していて、実は結構多くのデータは重複しているんじゃ無いかという気もしているんですが(笑)。

冗談はさておき、ホテルのアカウント情報だけでなく、通常の生活、あるいは場合によっては人生を左右するかもしれない情報も、今では電子化されてサーバー・クラウド上に保存されていて、程度の違いはあるけれど同様のリスクが存在する時代。それに、技術の難易度はあるけれど、人が作ったものは人が破ることも可能だろうし。そう言う意味では、電子データ化以前の「紙書類」の時が一番安心安全だったのだろうか...

最も、自然災害で例えば市役所とかそう言う情報を保管している施設が被災して、そう言う紙物データが破損して戻らないことは多々あるし、だから役所などでも控えコピーを別場所に保管していたりします。電子データなら、バックアップは比較的簡単に作成できるけれど、問題なのは日々肥大化していくデータ量でしょうね。自分も、二重三重にデータバックアップして居る物もあるけれど、正直正副二部作るくらいが精々出し。

閑話休題。Marriottや、その前のSPGだけで無く、色々なビジネスでデータが狙われている現在。この前のPayPayのクレジットカード誤用騒動も、そう言う以前のデータ漏洩で抜き取られたカード番号が使われたという話しもありますしね。毎回同じような事を言っている気がするけれど、結局は自分のアカウント管理は自己責任だし、それで仮に何かあっても早く気が付けば補償などもありますし。結局は、そう言うリスクを認識して、正しく恐れるというか、自分のリテラシーを磨いていくしか無いんですよね。そんなことを、改めて思い出す今回の事件でした。

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