2019年1月14日

日本昔ばなし

女優の市原悦子さんが死去されたという記事。代表作として「家政婦は見た!」が一番有名なんだろうけど、実はこの方の「女優」としての番組はあまり見たことが無く(「家政婦は見た!」も一度も見たことが無い)、自分としてはやはり「まんが日本昔ばなし」での、常田富士男さんとの掛け合いが凄く好きだった。

なんであの番組が好きだったのか思い返してみると、自分が子供の頃に「読み聞かせ」された記憶が無いことなのかなとふと思います。うちは、両親とも共働きだったこともあり、小さい頃は祖母が昼間面倒を見てくれていて、その祖母との思い出は今でも沢山記憶しているのですが、絵本などを読み聞かせてしてくれた記憶が無い。昔のことなので、尋常小学校をでたら直ぐに働きに出た、見たいな事を聞いた記憶があり、それ故に余り読み書きは得意では無かったのか、単に面倒だったからなのかは分からないけれど、その分自分で本を一人で読むのが好きで、だから読み聞かせする必要も無かったのかもしれない。

だから、物語を「読む」事は好きだし幾らでもやっていたけれど、逆に物語を「聞く」という事はほとんど無く成長してきたように思います。実は、映画などにもそんなに興味が有るわけでは無く、あくまで自分主体で情報獲得してきた幼少期から青年期だったから、尚更ああいう番組に出会ったことが衝撃的だったのかもしれない。ただ、単に聞くだけなら興味は持てなかっただろうから、二人の声質、語り口調、絵の素朴さ、知っている昔話も何か新鮮に感じられる構成の妙、そんなものが上手く合わさっていたからだと思いますね。

この番組では、地方の知らない昔話も沢山放送されていて、それも一つの面白み楽しみであったことも確か。だからこそ、子供の頃から聞いていたような有名な昔話も、何か新鮮な感じで見ることが出来た気がしますね。確か、多くの映像が所謂「アニメ」ではなく、紙芝居的な動きを制限した映像で構成されていたから、勿論昔話の絵にも注目するけれど、それ以上に二人の語り口に注意が自然と集中して、だからこそ画面に表示されていた「昔話の絵」以上の場面が自分の頭の中には広がっていたような気がします。調べてみたら、全国的な放送終了は1994年3月なので、自分はもう30代の良いおっさんだったけれど、その頃くらいまでも見ていた気がするなぁ。最終回の昔話も見ていた気がする。

民放局の番組ではあるけれど、後世に伝えるべきコンテンツの一つと言っても良いんじゃ無いだろうか。去年姪っ子に子供が生まれて、そろそろ読み聞かせみたいな事も始まるんだろうけど、この番組は是非見せてあげたいなぁ... ありがとうございました。合掌。

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