2019年1月31日

カスタムシャツ

ITmediaの記事から、日本のカスタムシャツ工場を利用した米国企業の話。カスタムシャツ、オリジナルシャツとなるとZOZOSUITEが有名だけれど、こちらもスマホ撮影からある程度の採寸が出来て、そこから顧客が指定したパーツを組み合わせるもの。

実は、私も運動と化していた関係からか、既存のシャツだと首回りを合わせると袖の長さが長すぎたり、少し胸回りがキツくなったりという事があって、一寸購入には困ることも。だから、少し細身に加工されている日本製のシャツよりは、少しゆとりのある米国製のシャツの方が体型には合っているんだけれど、縫製とか生地の質なんかは日本の方が良いから悩ましいところ。

縫製作業は、完全に機械化できる部分は少ないけれど、その分差別化も出来る部分が大きいわけで、こういう取組は面白いんじゃないだろうか。でも、普通なら中国の縫製工場に方に流れがちなのに、日本の工場を選択した理由をもう少し詳しく知りたいですよね。アメリカで衣類を購入すると、もう10年以上前ですが、余り「Made in China」の製品にお目にかかることは無くて、大体東南アジアとか、南米当たりが多かった記憶があります。バングラディシュとか廉価版スーツ等の青豊で使われているけれど、結構その当たりが多かった記憶があります。日本の企業はよく中国の工場を利用するけれど、その当たりの違いを面白く感じた記憶がありますね。

ある程度ボリュームが生まれれば、例えば工場毎に製造するシャツの種類等をまとめて効率化して、よりコストダウンも出来るだろうし、そう言う相乗効果が生まれる下地はまだまだありそう。情報では「集合知」という言葉があるけれど、こちら言ってみれば「集合技」とでも言えば良いのだろうか。ネットで結びつく、仮想的な全国的大企業、みたいな形態が、これからの企業スタイルになるような予感がする。

0 件のコメント:

コメントを投稿