2019年1月9日

差し押さえ問題

韓国で始まった、所謂徴用工問題。「第2の慰安婦問題」とも言われていて、韓国側の関係団体も熱心な様子だけれど、それ故に勝手にヒートアップしているようにも見える状態。で、差し押さえ申請を昨年末に出していたものが、地裁で認められて差し押さえが決定。ここで、原告側はとっとと差し押さえ作業に入るかと思ったら、新日鉄に再考を促すために2月末までに返答を、と言う事を言っている。

穿った見方をすれば、今裁判で認められた現金を得るよりも、新日鉄に払わせた方が、その後も色々利用価値があるというのは、慰安婦問題での彼らの行動を見ても同じ。あの時は、事なかれ主義の日本が「よしなに」と頭を下げてしまったから、それ以後ずっと揺すられることになり、やっと解決したかと思ったら、それすら反故にしているわけですからね。

日本側としては、対抗措置を今回はするみたいですが、広く薄く韓国国民に対して影響するような対策が委員じゃないだろうか。韓国と言えども、今回の措置に対しては疑問を持つ人も多いわけで、そういう人を味方に付けるためにも関係人に影響するようなことをした方が、彼らの不満も増大して政府への突き上げ、関連団体への突き上げになり、国内での解決策も期待出来るのでは。

結局は、本来なら外交的なこと、国内的な事、両方を勘案してより良い解決策を模索するべき政権側が、全く動いていないことが最大の問題点ですよね。ある程度圧力を掛けていた前政権に対しての否定と言うか対抗というか、結局は韓国国内のゴタゴタの付けを、こちらに向けられているだけなんですよね。だから、いい加減にしてくれよと愚痴の一つも言いたくなる。まぁ、以前なら韓国に行為的な意見も多いだろうけど、ここの所の一連の対応・態度を見ていると、日本国内からの援護射撃も、今回は減るでしょうね。それで何か気が付けばいいのだけれど。

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