2019年1月28日

嵐を呼んだ嵐

何かベタなタイトルですが、その物ズバリで有ることは誰もが同意するんじゃないかと。私も、昨晩テレビを見ていて、突然ニュース速報のテロップが表示されたと思ったら「アイドルグループの嵐が2020年末で解散」と表示されてビックリしたのも事実。

正直アイドルグループ、それも男性グループには興味は無いし(笑)、世代的にもSMAPがぎりぎり下の境界線くらいでしたから、嵐は一回り以上したくらいの感じ。それでも、色々な番組に登場するし、個々のメンバーも個別に活躍していたわけで、テレビという一番身近なメディアの中ではSMAP解散後は一番目立っていたグループじゃ無いかと。こちらの記事によれば、CD/DVD等のコンテンツだけで年間100億を売上げ、そのた公演やグッズなどを含めたらかなりのビジネス貢献をして居たグループなのは確か。ジャニーズ事務所としても、痛手なのは確かでしょうね。

実は2~3年前かなぁ、嵐がメインの何かの番組で、リーダーの大野君がプライベートの話か何かで休日は釣りをしているとか、余り仕事に興味が無さそうな話をしていて、あぁこの人は芸能界にもう飽きてきたんじゃないかなとふと思ったことがあるんですよね。忙しい、自由がない、プライベートがない、そんな生活を20年近く続ければ、誰でも一度くらいは「暫くぼーっとしたい」と思うのは自然だと思うし、その時はそんな印象だけで終わりましたが、今にして思えば色々不満というかストレスが溜まっていたんだろうなぁ。

今朝この関係の報道をしているテレビを見ていたら、「厳しい質問もありました」とMCがナレーションをいれて、次に会見の場での映像になりその中で取材記者が「無責任ではないか」と質問している場面が映ったんですが、これにはビックリしました。いゃ、貴方のその質問ものの言い方が「無責任」かつ「無礼」だよ、と。その質問に対しては、少し間を置いてから桜井君が凄く言葉を選びながら、2年間という期間をだからこそ準備して、その間に十分にファンの方に楽しんで貰えるように努力したいというような内容の回答をしていたけれど、個人的にはその言葉に怒りがこもっていたような気がしたなぁ。そんなことを感じたのは自分一人ではなかったらしく、ジャニーズ好きで有名な日テレの青木アナウンサーも同様に不快感を表しているけれど、解散が今月末とか言うならまだしも、2年近く先の事をこのタイミングで表明することが何故無責任なのか。安室奈美恵さんの時にも、この記者は同じ事を聞いたんだろうか。

嵐のCMと言うと、JALが先ず思い浮かびますけど、JALもANAと一緒に東京2020のスポンサーをしているから、多分それもあって2020年末という期限があるのかもしれない。それに東京2020関連の仕事も、もう話も来ているだろうし。SMAPが東京パラリンピックのサポーターとかだったはずで、それが解散でなくなってしまったことも反省としているのかもしれませんね。いずれにしても、ビジネス的に区切りが付けられるのが最短でも1年以上は必要だろうし、特に東京2020絡みであると、終了する8月までは解散できないだろうし。

他のグループでは、メンバーが脱退してもそのままグループとしての活動を継続する場合も多いわけで、個人的には4人で活動してもいいんじゃ無いかと思うし、変な話だけれど別のグループからリクルートしてくる、合併する、という選択肢もあって良かったんじゃ無いかと。ただ、ジャニーズのファンはジュニアメンバーの頃からの思い入れが大きいと言うから、やはり一度型にはまってしまうと、なかなかそれを破って次にと言う事は難しいのかもしれませんね。

前日は大坂なおみ選手の全豪優勝があり、翌日日本メディアのインタビューがあったけれど、つまらない質問をして大坂選手を当惑させたり、無理に日本語での答えを強いたりと、何か「メディア」って勘違いしてるんじゃ無いかという印象を受けたんですが、今回の嵐の会見での「無責任では」の質問に確信しました。あぁ、かれらは「俺中心に世の中は回っている」くらいの想いで、ああ言う仕事をしているんじゃ無いかと。で、そう言う人達と付き合っていくことに、リーダーの大野君は嫌気がさしたんだな、と。

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